報道資料
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2021年1月12日
未来を再定義するテクノロジーをテーマに出展
ソニーは、2021年1月11日から14日にオールデジタルで開催されるCES 2021に「未来を再定義するテクノロジー」をテーマに出展します。
ソニーはリアリティ(Reality)、リアルタイム(Real-time)、リモート(Remote)を追求する「3Rテクノロジー」によって、人々にエンタテインメントの感動とそれを支える安心を届けることで新たな価値創出を目指しています。今回の出展は、「3Rテクノロジー」を用いた、創造力を広げるコンテンツクリエーションや、超臨場感エンタテインメント体験、そして、より良い未来に貢献するテクノロジーに関する12のトピックスによるコンテンツで構成しています。
出展にあたり公開されたコンテンツで、ソニー株式会社 会長 兼 社長 CEOの吉田憲一郎は、PlayStation® 5やVISION-S、Airpeak等を紹介し、「ソニーのテクノロジーで、クリエイティビティに無限の可能性をもたらす」と述べました。次にソニー・ピクチャーズエンタテインメント テクノロジーデベロップメント EVP 兼 CTOのビル・バグラーが、3D空間キャプチャによるバーチャルプロダクション技術やBRAVIA XR等を紹介しました。そして、ソニー・インタラクティブエンタテインメント 社長 兼 CEOのジム・ライアンが、「プレイステーション®のコミュニティは、かつてないほどネットワークでつながり、多様化しています。私たちはコミュニティを構成する様々な視点や嗜好を尊重します」と語りました。最後に、ソニー・ミュージックエンタテインメント グローバルデジタルビジネス・USセールス担当社長のデニス・クッカーが、アーティストと最新テクノロジーのコラボレーションを紹介しました。
なおこれらのコンテンツは、ソニーが新設したオンラインプラットフォーム「ソニースクエア」で公開します。ソニースクエアではCES 2021を皮切りに、ソニーグループの製品やサービス、コンテンツ、テクノロジーに関するデジタルイベントコンテンツを今後幅広く展開していきます。
映画やテレビ制作用のセットやロケーションを3Dの点群データ(ポイントクラウド)として取り込み、ソニーイノベーションスタジオのソフトウェア「Atom View」で再現し、バーチャル映像制作のための背景映像としてCrystal LEDディスプレイにリアルタイムに映し出します。
Epic Records(エピックレコード)所属のシンガーソングライターMadison Beer(マディソン・ビアー)が米国ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEI)と米国通信事業者Verizon(ベライゾン)の協力のもと、複数のデジタル・プラットフォームにおける新たなライブエンタテインメントとして没入感のあるコンサートを行います。最新のリアルタイム3D制作技術を活用し、マディソンが非常にリアルなアバターとなり、最新曲メドレーを仮想のソニーホールよりお届けします。
ソニーは、音楽ソフトウェア開発会社Virtual Sonics(ヴァーチャルソニックス)社と共同で、立体的な音場を実現する360 Reality Audio対応楽曲の制作ツール「360 Reality Audio Creative Suite(サンロクマル・リアリティオーディオ・クリエイティブスイート)」を開発しました。クリエイターやアーティストが既存の制作プラットフォームを使って、簡単に360度の球状に広がる空間で音楽を表現することを可能とします。
詳細はプレスリリースよりご確認ください。
さらなる成長が見込まれるドローン市場において、その発展や最高峰の価値創出に貢献する志を込めた“Airpeak"は、フルサイズミラーレス一眼カメラα™(Alpha™)を搭載し、機体デザインを初披露しました。映像制作クリエイターの創造力を掻き立てるダイナミックな撮影や緻密で安定した飛行を可能とし、新たな表現の可能性を追求していきます。
5G対応フラッグシップレンジスマートフォン 『Xperia 5 II』は、本格的なカメラ機能「Photography Pro」と、映画のような質感や色表現でクリエイティブな撮影体験を楽しめる「Cinematography Pro」によって、リアリティを捉え、クリエイターの表現の幅を広げます。また映像制作の基準器として使用されるソニーのマスターモニターを手掛ける部門が監修した色設定により、クリエイターの意図した色調をディスプレイに忠実に再現します。5Gにより、データ送受信をリアルタイムに実施可能です。
その場に実物があるかのような立体的な空間映像を再現するディスプレイは、クリエイターの表現力を大きく膨らませ、見る側に忠実に届けることができます。圧倒的な精細感と実在感で、制作物の立体的な確認だけでなく、店舗等でのディスプレイ展示や立体サイネージなど、映像表現の幅を広げます。
新しいCrystal LEDシリーズは、これまでのCrystal LEDで培ったLED制御技術とブラビアで培った信号処理技術を融合させた高画質プロセッサー「X1™ for Crystal LED」を搭載しました。圧倒的なリアリティの高精細な映像を、企業のショールームやロビー、バーチャルプロダクションなど様々な用途において自由な形状とサイズで表現し、クリエイターの創造力を刺激する没入感溢れる映像を届けます。
審判判定補助サービスやプレー分析サービスを手掛けるソニーのグループ会社ホークアイと、ホークアイのデジタル部門を担う子会社としてスポーツファン向けのウェブサイト等のデジタルソリューションを提供するパルスライブは、プレー映像とスポーツデータを活用し、判定からファンエンゲージメントに至るまでのスポーツ界のイノベーションに取り組んでいます。今後もプレー内容やスポーツデータの可視化による、新しいエンタテインメントの提供を目指します。
新しいBRAVIA XRは、人間の認知特性を反映した知能を持つ統合認知型高画音質プロセッサー「XR」を搭載しました。人がモノを見るときの注視点を分析し、幾多の画質要素を統合的に処理することで、より自然な、人の記憶に近い映像を映し出します。また、あらゆる音を5.1.2chにアップスケールし上下左右のサラウンド感を増すことで、人が感じる画と音に近い、リアリティのある没入体験をお届けします。
主要音楽レーベルおよびストリーミングサービス※1と連携し、360 Reality Audioによる立体的な音場と映像を組み合わせた、アーティストによるライブパフォーマンスのビデオコンテンツ配信サービスを年内に開始予定※2です。アーティストとリスナーを繋ぎ、あたかもアーティストと同じ空間にいるような臨場感と没入感を体験できます。
配信サービス開始に先駆けて、360 Reality Audio初のビデオコンテンツとして、Zara Larsson(ザラ・ラーソン)によるパフォーマンスを配信します。
詳細はプレスリリースよりご確認ください。
2020年11月に発売したPlayStation®5(PS5™)は、超高速アクセスが可能なSSDと統合されたカスタムI/Oを搭載、圧倒的な没入感を演出するDualSense™ワイヤレスコントローラーと3Dオーディオ技術などにより、次世代ならではの革新的なゲーム体験を実現します。PS5™向けソフトウェアタイトルも幅広いラインナップを取りそろえ、今後もソニー・インタラクティブエンタテインメントと世界中のデベロッパーの皆様が制作する多彩で美しいゲームの数々をお届けしていきます。
モビリティの進化への貢献を目標に、VISION-Sの開発活動は新たなステージに移行しました。安全安心のための技術開発や、エンタテインメント、アダプタビリティにより車両を進化させつつ、2020年12月から技術検証のための公道走行をオーストリアで開始しました。
ソニーは、テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニーとして、場所にとらわれず(リモート)、同時(リアルタイム)に、同じ現実感(リアリティ)でコンテンツを共有する「3Rテクノロジー」で、感動と安心をお届けすることに貢献していきます。