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報道資料
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2021年1月27日

コンテンツ制作の新たなワークフローを実現
5Gミリ波帯対応デバイス『Xperia PRO』を商品化

360度全方位で5Gミリ波を受信し安定した高速通信を実現、世界初※1HDMI入力にも対応

Xperia PRO 5Gミリ波帯対応デバイス『Xperia PRO』
(ブラック)

ソニーは、Xperia™として初めて第5世代移動通信(以下、5G)のミリ波帯※2に対応した、映像制作などプロフェッショナル向けデバイス『Xperia PRO(エクスペリア プロ)』を商品化します。28GHz帯などの高周波数帯を利用する5Gミリ波を活用することで、高速・大容量通信を可能にします。

『Xperia PRO』は、ソニー独自の4方向に配置したアンテナ技術と低誘電率素材を搭載することで、360度全方位の5Gミリ波通信の受信感度を高め、高速・安定通信を実現します。また、接続している5Gミリ波の方向や通信のデータ送受信速度を可視化する独自機能、「Network Visualizer(ネットワークビジュアライザー)」が、5Gミリ波通信による大容量・高速映像伝送を、安定して継続させることに役立ちます。
さらに、世界で初めて※1HDMI※3入力に対応。デジタル一眼カメラα™(Alpha™)などの外部モニターとして接続することや、撮影中の映像データを5Gミリ波通信※4で即時にストリーミング配信することが可能です。※5また、本デバイスをUSBテザリング機能対応のカメラと接続すれば、カメラで撮影した静止画・動画を、高速かつ安定した5Gミリ波通信※4でFTPサーバーに転送することも可能です。
本デバイスはプロフェッショナルの要望に応え、デジタル一眼カメラα™などと連携し、リモート撮影や、撮影中および撮影後のデータ転送時の利便性を高めました。スピードが求められるプロのコンテンツ制作の現場において、撮影から納品/配信まで効率的に行える、新しいコンテンツ制作ワークフローを実現します。
また本デバイスは、フラッグシップスマートフォン『Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)』に搭載した高速撮影カメラ機能や、アスペクト比21:9※6、約6.5インチの4K HDR対応有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)などソニーの技術を結集しました。これらの機能を備えることにより、本デバイス単体でも撮影から納品/配信までの一連の作業を完結できるので、外出時など手元に本格的なカメラがない場合にも、高い機動力で緊急時のコンテンツ制作をサポートします。

本商品は、本日以降※7、日本およびアメリカで予約・販売を開始します。

  • ※1スマートフォンとして。2021年1月26日時点。各メーカーの公式発表に基づく。ソニーモバイルコミュニケーションズ(株)調べ。
  • ※228GHz帯などの高周波数帯。Sub6(6GHz未満の周波数帯)にも対応。
  • ※3HDMI micro port Type-D
  • ※45Gミリ波に加え、5G Sub6、4G/LTEでも通信可能。
  • ※5ライブストリーミングを行う際は、使用するサービス提供元の仕様に準拠します。
  • ※6ディスプレイに表示されるアスペクト比率は、コンテンツのフォーマットによって異なります。
  • ※7端末の仕様、発売時期、本体価格等については、国・地域によって異なります。

主な特長

1. 5Gミリ波帯における安定した高速データ通信を実現

  • 上下左右4方向にアンテナを配置し、低誘電率素材を使用することで、直進性が強く、安定した通信を保持するのが難しい5Gミリ波帯において360度全方向からミリ波の受信感度を向上します。
  • 5Gミリ波通信を受信している方向や通信のデータ送受信速度を可視化できる「Network Visualizer」を搭載し、より安定した通信環境が維持できるようサポートします。
「Network Visualizer」を搭載

2. HDMI入力による外部モニター機能

  • 世界で初めて※1HDMI※3入力に対応し、デジタル一眼カメラなどの外部モニターとして利用可能です。最大4K(3840 x 2160) HDR 60p 10bitに対応し、BT.2020の広色域や、10bitカラー相当の高い階調表現が可能な約6.5インチの4K有機ELディスプレイにより、プロが求める忠実な色再現を実現します。
  • 解像度やフレームレートの自動検知、ピンチイン・アウトとズームイン・アウトの操作、明るさ調整、グリッド線の表示なども可能な「外部モニター機能」を搭載。撮影現場ですぐに細部のフォーカスや忠実な色確認が可能です。
「外部モニター機能」を搭載

3. ストリーミング配信に加え、USBテザリングの高速データ転送も可能

  • デジタル一眼カメラα™などの外部カメラ映像をHDMI入力で即時ストリーミング配信することが可能です。
  • USBテザリング機能に対応したカメラと接続することで、カメラで撮影した静止画・動画ファイルを、高速かつ安定した5Gミリ波通信※4を使用し、FTPサーバーに転送することが可能です。
ストリーミング配信

4. ソニーのカメラやディスプレイ等の技術を結集

  • ソニーのデジタル一眼カメラα™で培った技術により、AF/AE※8追従最高20コマ/秒※9の高速連写を実現。さらにZEISS®(ツァイス)レンズを採用したトリプルレンズカメラと3D iToFセンサーなど、本格的なカメラ性能を搭載しています。
  • 映像制作の基準器として使われているソニーのマスターモニターを手掛ける部門が監修した色設定「クリエイターモード」を搭載。UHD(Ultra HD)の放送規格 ITU-R BT.2020の色域や、10bit信号に対応した独自開発の画像処理、約6.5インチの4K HDR対応有機ELディスプレイを搭載し、映像制作者の意図した表現を再現します。また、出荷時にディスプレイの輝度むら、色ずれを補正することで優れた白の均一性、画質の安定性を実現しました。
  • ソニーの技術を結集した機能により、本デバイス単体でも撮影から納品/配信まで可能です。
本格的なカメラ性能を搭載

5. プロフェッショナルに向けた、利便性の高い操作性と耐久性

  • 撮影時にすぐ利用したいアプリケーションを呼び出せる「ショートカットキー」を側面に搭載。また防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)性能や、ディスプレイには高強度なCorning® Gorilla® Glass 6を採用しています。
  • 独自の熱を拡散する構造設計で、通信環境を最適に保ちます。
  • Qualcomm社製の最新プラットフォーム Qualcomm® Snapdragon™ 865 5G Mobile Platform搭載により、CPUとGPUの高速パフォーマンスを実現。また、12GB RAM / 512GB ROMの内蔵メモリーにより、動作速度や処理能力も向上します。
  • 4000mAhの大容量バッテリーを搭載。さらに、最短30分で約50%の急速充電※10が可能なほか、Xperia独自の充電最適化技術と「いたわり充電」により、充電時のバッテリーへの負荷を軽減しバッテリーの長寿命化を実現。また、電池消費を抑えて電池持ちをよくする「STAMINA®モード」など、充実した基本性能を備えます。
  • ※8AF:オートフォーカス、AE:自動露出制御。
  • ※9標準レンズのみ。本機能は、「Photography Pro」で撮影可能。ドライブモード「Hi」時。シャッタースピード1/100秒以上の場合に有効。撮影環境によって異なる場合があります。
  • ※1021W以上のUSB Power Deliveryに対応した急速充電器で充電する場合。

主な仕様や詳細に関しては、下記からご確認ください

  • Xperia、α、Alphaは、ソニー株式会社の商標または登録商標です。
  • その他記載されている製品名等は各社の商標または登録商標です。
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