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報道資料
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2021年3月11日

ソニーとセーブ・ザ・チルドレン
災害に強い「レジリエントなコミュニティづくり」を共同で推進

地域・学校における防災等の仕組みを構築し、子どもたちの安心・安全に貢献

ソニー株式会社
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

ソニー株式会社(以下、「ソニー」)と公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、「セーブ・ザ・チルドレン」)は、2010年から続く連携をさらに強化し、2021年4月1日より新たなパートナーシップを締結することに合意しました。
この新たなパートナーシップでは、継続的に地域や学校における子どもたちの安心・安全への貢献を目指し、災害などに強い「レジリエントなコミュニティづくり」を国内外において共同で推進していきます。この目的達成のため、ソニーはセーブ・ザ・チルドレンに対して2023年までの3年間に計4,500万円を寄付します。

東日本大震災の発生から10年が経過し、国内外で発生する災害が頻発化・激甚化する中、これまでの緊急・復興支援にくわえ、災害発生前の備えも含めた仕組みづくりが重要になってきています。
こうした状況に対し、ソニーとセーブ・ザ・チルドレンは地域・学校における災害などに対する備えを強化し、子どもたちの安心・安全を確保する「レジリエントなコミュニティづくり」を共同で推進します。その取り組みの一環として、セーブ・ザ・チルドレンが世界40ヶ国以上で展開している、地域や学校の子どもたちを災害などの危険から保護するための包括的な取り組み「Safe Schools」プログラムを強化します。

具体的には、まずインドの小・中学校において、防災教育などを通じた生徒・教師の災害への対応能力の強化や、タスクフォース設置などの学校の安全管理体制の強化、安全な学習環境の整備、行政や地域コミュニティとの連携強化などを実施します。この活動を通じた知見に基づき、グローバルな枠組みをさらに改善・強化し、他国での実現も目指します。
ソニーは、上記の活動を推進するための寄付にくわえ、ソニーの技術や人材を活用した社会課題解決に取り組むべく、社員の現地派遣なども検討します。さらに、現地派遣を行うことで社員のサステナビリティに対する意識の醸成を目指します。

また、両者は、中長期的には「Safe Schools」プログラム以外でも、「レジリエントなコミュニティづくり」に関連する活動、および子どもの保護をはじめとするより広い領域における連携を図っていきます。

ソニーとセーブ・ザ・チルドレンは、2011年に東日本大震災復興支援として「RESTART JAPAN 支援プロジェクト※1」を立ち上げ、2016年には熊本地震をきっかけとして「子どものための災害時緊急・復興支援ファンド※2」を共同設立するなど、積極的に次世代を担う子どもたちの支援を行ってきました。
「For the Next Generation」をスローガンに次世代を担う子どもたちを長年支援してきたソニーと、「子どもの権利が実現されている世界の実現」をビジョンに掲げるセーブ・ザ・チルドレンは、本パートナーシップによりさらに連携を強化し、今後も子どもたちが安心・安全に過ごせる社会の実現に向けて共に取り組みを進めていきます。

  • ※12011年から2016年にかけて「RESTART JAPAN支援プロジェクト」を通じ、東日本大震災の被災地の子どもたちの保護とケア、教育、創造的活動を重点とした様々なプログラムを実施しました。詳細はこちらをご覧ください。
  • ※2「子どものための災害時緊急・復興支援ファンド」を通じ、2016年以降の国内外の災害において約1億円を拠出し、支援物資の配布、「こどもひろば」の開設などの支援活動を行ってきました。詳細はこちらをご覧ください。

セーブ・ザ・チルドレンについて

セーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもにとって、生きる、育つ、守られる、参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指して活動する子ども支援の国際NGOです。1919年に英国で創設され、現在、約120カ国で子ども支援活動を展開しています。

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