報道資料
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2023年1月5日
人の心を動かし、エンタテインメントの可能性を広げる技術や取り組みを紹介
ソニーは、米国ネバダ州ラスベガスにて現地時間1月5日(木)より開催される「CES® 2023」に出展します。
一般公開に先立ち、現地時間1月4日(水)に行ったプレスカンファレンスでは、ソニーグループ株式会社 会長 兼 社長 CEOの吉田憲一郎が登壇し、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というソニーのPurpose(存在意義)の推進には感動をつくりだすクリエイターとの協業が欠かせないと述べました。
さらに、エンタテインメントの本質は時間や空間を共有する「ライブ」であり、ソニーは、メタバースやモビリティの領域で現実世界と仮想空間をつなげることにテクノロジーで貢献していくと説明しました。
また、映画、ゲーム、音楽、スポーツ、そして、モビリティ領域からの多様なスピーカーが、テクノロジーで広がるエンタテインメントの可能性について語りました。
「CES 2023」 ソニー プレスカンファレンスは、下記のリンクから視聴いただけます。
期間:2023年1月5日(木)〜1月8日(日)
場所:ラスベガスコンベンションセンター(ブース# 18600)
※オンラインプラットフォーム「Sony Square(ソニースクエア)」でも紹介しています。
「Moving People Forward」をテーマに、人の心を動かし、エンタテインメントの可能性を広げるメタバースやモビリティといった領域でのさまざまな技術や取り組み、クリエイターとの共創を中心に紹介します。
環境への取り組みとして、ブース展示パネルの一部には、ソニーが開発した紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を使用しています。オリジナルブレンドマテリアルは、産地を特定した竹、さとうきび、市場回収したリサイクル紙を原料に開発し、環境に配慮した紙素材です。また、廃材を減らすため、他イベントで使用したカーテンの再利用やレンタル部材の活用により、環境負荷の低減に取り組んでいます。
「STAR SPHERE」は、宇宙をすべての人にとって身近なものにし、「宇宙の視点」を発見していくことで地球環境や社会課題について考えるきっかけを提供するプロジェクトです。2023年1月3日(現地時間)には、遠隔での操作・撮影が可能なカメラを搭載した超小型人工衛星「EYE」が打ち上がりました。ブースでは、体感型宇宙撮影の「場」を提案する実験的なシミュレータ「Space Shooting Lab」とともに、超小型人工衛星の実物大モックアップを展示します。
ソニーは、トップクリエイターから未来のクリエイターまで多様なコミュニティに寄り添い、さまざまな制作活動をサポートしています。ブースでは、デジタルシネマカメラ『VENICE 2』を含む映像制作用カメラ製品シリーズCinema Line(シネマライン)やフルサイズミラーレスカメラα™(Alpha™)シリーズ、VLOGCAMシリーズに加え、プロフェッショナル向けドローン「Airpeak」やXperia™スマートフォン、クラウド制作プラットフォーム「Creators' Cloud」など、豊富な映像制作ソリューションを紹介します。また、プロフェッショナルや一般クリエイター向けマイクロホンやヘッドホンによる、高品質なサウンドコンテンツ制作も提案します。
ソニーは、英国プレミアリーグのマンチェスター・シティ・フットボール・クラブ(以下、マンチェスター・シティ)と、現実世界と仮想空間を融合した次世代のオンラインファンコミュニティ実現に向けた実証実験を行っています。ブースでは、バーチャル空間上に再現されたマンチェスター・シティのホームスタジアムであるエティハド・スタジアムにいるかのようなメタバースコンテンツが体験できます。ファンがスマートフォン上で作成する自身のアバターを通じてチームにかける想いや情熱を表現できるほか、世界中のファン同士が交流しエンゲージメントを高められるさまざまなサービスの提供を目指します。
データを活用した新しいスポーツ観戦体験に関する取り組みを紹介します。フィールドで取得されたプレーデータからリアルタイムでバーチャルコンテンツを制作し、さまざまなプラットフォームに提供、ファンの手元に届くまでの流れを知ることができます。プレーデータのライブでの取得と可視化、ファンが触れて楽しめるコンテンツの制作と配信を変革する、ソニーグループのHawk-Eye Innovations(以下、ホークアイ)とBeyond Sports、そしてPulseliveが有する各種技術を展示します。
人物・物体・空間の3D映像化・配信を即時に、かつ場所を選ばずコンパクトな機材で実現する新たなシステムのプロトタイプを初披露します。わずか7個のセンサーを用いて時間を要さずセットアップできるシステムで、今後のライブ3D映像配信用途を中心とした需要を見据えて開発しています。ブースでは、3Dのメタバース空間に入り込んだマンチェスター・シティの選手や来場者自身の様子がタブレットや空間再現ディスプレイに映し出され、360度の自由な視点から見る体験を楽しめます。
現実世界を立体的な空間映像で再現する「空間再現ディスプレイ」の27型プロトタイプを初公開します。大画面化することで原寸大表示ができる幅が広がり、医用画像やプロダクトデザインなどをより実在感のある立体映像で再現します。ブースでは、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)コンテンツ制作で活用が進む点群データや、建築、コンピューター利用設計システム(CAD)など様々な分野の3DCGコンテンツをバーチャル空間に再現するほか、ホークアイのライブスポーツデータから生成された多視点映像の視聴やバーチャルキャラクターによる新たなエンタテインメントのスタイルを提案します。
VFX※編集でカメラワークやキャラクター配置などを事前に確認できるプリビジュアライゼーション技術を、ソニーのモバイルモーションキャプチャー『mocopi』を活用して紹介します。デバイスを装着したモデルの動きと同期するCGモデルの映像が、リアルタイムで確認できるデモンストレーションです。本技術を用いて事前にシミュレーションを行うことで映像の完成度を高めるなど、制作ワークフローの合理化に貢献します。
これまでにない体験とゲームの世界への没入感を実現するPlayStation®5(PS5™)向け次世代バーチャルリアリティシステムPlayStation®VR2 (PS VR2)を展示します。PS VR2は「PS VR2 Sense テクノロジー」により、ヘッドセットの振動、視線トラッキング、3Dオーディオ、PS VR2 Senseコントローラーのアダプティブトリガー、ハプティックフィードバックなど様々な機能を搭載しています。ブースではPS VR2や、PS5のゲーム体験を提供するとともに、PS5向けアクセサリー群を展示します。
「多様な知で革新を追求し、人を動かす」というパーパスを掲げるソニー・ホンダモビリティのプロトタイプを展示します。
ソニー・ホンダモビリティの取り組みは同社の専用サイトをご確認ください。