報道資料
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2023年3月13日
2023年3月13日
2023年7月25日改訂
ソニーは、3月13日〜17日に米国・アナハイムで開催される世界最大級のアクセシビリティに関する国際会議「CSUN Assistive Technology Conference 2023」に出展します。
「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことをPurpose(存在意義)とするソニーは、すべての人が感動を分かち合えるインクルーシブな世界を実現するため、アクセシビリティに関する取り組みを進めています。本出展では、アクセシビリティに配慮したソニーの製品やさまざまな取り組みをご紹介します。
ブラビアには、視覚・聴覚をアシストする様々なアクセシビリティ機能を搭載しています。会場では、画面上の文字を拡大する『文字の拡大』機能※1※2やテレビの設定項目を読み上げる『音声読み上げ』機能※1※3などを体験できます。また、Google アシスタント搭載のブラビアでは、直接テレビに話しかけるだけで、YouTube™ などの動画検索、電源の入り切りや音量調節など、音声操作が可能です。※4
プレイステーションでは、あらゆるプレイヤーが垣根なく楽しめるようなゲーム体験の提供を目指しています。プレイステーション®5は、拡大、色補正、文字の大きさ調整、音声読み上げ、クローズドキャプション、ボイストランスクリプションといった、表示やカスタマイズの機能を備えています。また、プレイヤーは、DualSense™ワイヤレスコントローラーのボタン割り当てをカスタマイズすることに加え、振動やトリガーエフェクトの強さを調整できます。さらに、PlayStation Studiosでは、さまざまな視覚、聴覚、運動のアクセシビリティ設定を搭載し、業界の模範となるような多様なソフトウェアタイトルの開発を行っています。
LinkBudsは、リング型ドライバーユニットを搭載し、耳をふさがずに周囲の音や自分の声を自然に聞きながら会話や音楽などのエンタテインメントを楽しめます。耳をふさがず圧迫感のない装着感に加えて、小型軽量で常時装着しても疲れにくいので、周囲の音を自然に聞きながら、ヘッドホンを通じて聴きたい音楽や必要な通知音、友人との通話など、あらゆる音と常につながることができます。
ソニーのデジタルカメラの一部モデルには、メニューと動画再生画面を音声で読み上げて操作をアシストする「音声読み上げ(Screen Reader)」機能※5を搭載しています。技術展示として、10言語まで対応する「音声読み上げ」機能を搭載し、メニュー画面を拡大表示することができるαを出展します。
また、サイバーショット®『DSC-HX99』と、株式会社QDレーザ社のレーザ網膜投影技術を応用したビューファインダー『RETISSA NEOVIEWER (レティッサ ネオビューワ)』※6を組み合わせた、網膜投影カメラキット『DSC-HX99 RNV kit』を体験できます。
Android OSを搭載するXperia™スマートフォンの各シリーズは、TalkBack(音声による操作案内)や操作画面の視認性向上などの、視覚や聴覚、操作をアシストするアクセシビリティ機能を搭載しています。
2021年からはソフトウェアのチームが中心となり、ソニー・太陽株式会社の障がいがある社員と対話しながら、一部のアプリケーションの改良を行っています。この活動から生まれた新たなアクセシビリティ機能も加え、アクセシビリティに配慮したXperiaスマートフォンの操作性を会場では体験できます。技術展示として、フォト撮影機能「Photography Pro(フォトグラフィー プロ)」を使って撮影する際に、撮影画面の水平/垂直※の計測情報を音で撮影者に知らせる機能を紹介します。
※ 正しくは「水平の計測情報」です。(2023年7月25日改訂)
昨年10月から米国市場向けに発売開始したOTC補聴器※7として、装着時に外から見えにくい小型モデル『CRE-C10』と、Bluetooth ®に対応しストリーミング音楽再生機能を備えた※8『CRE-E10』の2機種を展示します。両機種は、スマートフォンの専用アプリを用いることで、自分で聴力に合わせた設定の調整が可能です。会場では本製品向けに開発された一部の機能を体感できます。
また、展示に加えて「Conference Sessions」にも登壇し、ソニーの取り組みを紹介します。
ソニーグループ株式会社 副会長 石塚 茂樹とソニー・エレクトロニクス ノースアメリカ 社長 兼 COO ニール・マノウィッツから、ソニーがめざすアクセシビリティについてのメッセージをお伝えします。また、障がい者団体との連携や協業から、アクセシビリティに配慮した最新の製品まで、ソニーのアクセシビリティに関する取り組みについても紹介します。
ソニーでは、未来に向けた支援技術(アシスティブテクノロジー)に関するアイデア創出や技術開発にも取り組んでいます。その研究テーマの一つとして、視覚障がい者が目的地まで安全かつ自立して移動できることを目指す、ライトタッチ効果※9とドローンを活用したナビゲーションシステムの実証実験について説明します。
ソニーではグーグル社と、「すべてのお客様が誰かの介助を求めることなく、初期設定からご自身でGoogle TVを操作できることの重要性」を議論します。
ソニーの出展に関する詳細は、ウェブサイトをご参照ください。