報道資料
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2024年4月12日
WWFジャパンとソニーグループがコーポレート・パートナーシップ契約を更新
森林保全活動への技術連携などで協働を継続へ
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(以下、「WWFジャパン」)とソニーグループ株式会社(以下、「ソニー」)は、2050年までに環境負荷をゼロにすることを目指すソニーの長期環境計画「Road to Zero」に沿って設定した環境中期目標を達成するため、気候変動および生物多様性保全の分野における協働に関するコーポレート・パートナーシップ契約を2021年から締結しています。このたび、健全な地球環境の実現に向けた両者の協働をさらに進めていくため、本パートナーシップ契約を更新しました。
更新した契約は、2024年4月1日より3年間で、特に森林保全活動への支援を通じた生物多様性保全で技術連携などを行い、両者の協働をさらに推進していきます。
本パートナーシップの更新に伴い予定している具体的な取り組みは、以下の通りです。
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気候変動分野
2025年度までの環境中期目標「Green Management(グリーンマネジメント)2025」および両者が取り組む「クライメート・セイバーズ・プログラム」※における、直接的かつ間接的な温室効果ガスの排出量削減目標達成に向けて、WWFジャパンによる進捗状況の点検等の協働を継続します。また、2030年度までの新たな環境中期目標の策定のため、必要な情報提供、専門的助言および監修などの支援を受けます。
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生物多様性保全分野
ソニーグループ全体の技術や知見を提供し、WWFジャパンが東南アジアなどで取り組む森林保全活動などの相互支援と推進を継続していきます。本パートナーシップに基づき、インドネシア・スマトラ島の森林再生地で、株式会社SynecO(シネコ)が普及に取り組む、生態系が持つ自己組織化機能を活用する農法であるSynecoculture™(シネコカルチャー)を導入し、森林再生活動への有効性を検証するパイロット事業を開始しています。また、「Green Management 2025」で掲げる生物多様性への配慮および適切な資源利用に関する目標の達成に向けて協働します。
なお、ソニーはWWFジャパンに対して2026年までの3年間に計9,000万円を寄付します。2023年までに実施した9,000万円の寄付と合わせて、寄付金額は計1.8億円となります。
WWFジャパンとソニーは、持続可能な未来、脱炭素社会の実現を目指して、今後も協働を継続していきます。
- ※WWFと企業が、企業の排出削減の目標策定とその実施を進めていくWWFの国際プログラム(1999年に発足)。企業は、WWFとの協議を通じてパリ協定と整合した野心的な削減目標を掲げ、取り組みや進捗状況を、毎年WWFと第三者機関が検証しながら達成を目指していく。ソニーは2006年からこのプログラムに参加。
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GM2025の取り組み詳細については以下をご覧ください。
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株式会社SynecOについては以下をご覧ください。