SONY

1995年以来、ソニーと国際環境NGOコンサベーションインターナショナル(CI)は協力して人類と自然との関係の物語を捉えてきました。ストーリーテリングアライアンスを通じて、私たちは地球の生物多様性を保護する必要性について、世界中の認識を高めることを目指してきました。

ストーリーテリングアライアンスを通じて、コンサベーションインターナショナルは、美しい生物多様性を映像化し、地球が直面している脅威を説明する、前例のない映画のような映像をキャプチャしています。

コンサベーションインターナショナルは、ソニーの業務用放送機器と最先端のテクノロジーを活用し、何百ものストーリーを映像に収め、制作し共有することで世界的な生物多様性保全に貢献してきました。コロンビアの淡水域の回復やマダガスカルの熱帯雨林の保全から、南太平洋の海洋公園の維持やアフリカの野生生物の保護まで、これらの映像は世界的な政策にも影響をおよぼし、多様生保全に必要な投資を促す役目を担っています。

強いメッセージ性をもったストーリーテリング技術と、ソニーが持つ最先端のテクノロジーを組み合わせることにより、コンサベーションインターナショナルとソニーは、環境保全と人間の幸福について考え、行動するための説得力のあるストーリーを伝え続けていきます。私たちは地球環境に与える影響の世界的な理解を促しながら、生物多様性保全に取り組んでいきます。

数字で見るパートナーシップ

映像

6大陸と48の国や地域にまたがる40以上のストーリーテリング収録の遠征
60以上のストーリーが撮影されました
10,000時間以上の映像がキャプチャされました

グローバルな影響

国際的なフォーラムなどで何千人もの環境保全の活動家や専門家と関わりました

保全の成果

南北アメリカ、アジア、アフリカ、太平洋で撮影され保護されたほぼ12の生息地
数千種が撮影されました
西アフリカの珍しいゴライアスガエルから、マダガスカルの絶滅危惧種のシファカ、高アンデスのビキューナ、フィジーのオオメジロザメ、とらえどころのないイワドリまで

リーチ

2017年と2018年の1,020万回のソーシャルメディアの視聴を含め、世界中で数百万回にわたって視聴されました

1995年からのCIへの支援内容

ソニーの技術を生物多様性保全のために活用してきた長い歴史
1995年 業務用放送機器の寄贈
ソニーはCIが環境保全のサクセスストーリーをキャプチャし、世界中のストーリーテリングを強化するのに役立つBetacam-SPの提供を開始しました。
1998年 ポストプロダクション(映像編集機器)の強化
ソニーはポストプロダクションおよびビデオ編集の業務用機器を提供し、CIが驚くほど美しいコンテンツを社内で編集および制作できるようにしました。
2005年 デジタル化のサポート
デジタル化が映像業界のトレンドとなり、画質を向上につながる最新のデジタルベータカムビデオを提供しました。
2010年 HD導入による高解像度化、3Dテクノロジー
ソニーはCIにフルHDビデオカメラとレコーダーを提供し、より高画質な記録を残せるようになりました。またCIと協力して3Dコンテンツを作成し、ソニーの最新の3Dテクノロジーにより上空と水中の両方で素晴らしい画像をキャプチャしました。
2012年~現在 ストーリーテリングアライアンスと遠征による映像作成
生物多様性の保全が特に必要な地へCIが遠征し撮影を行えるようサポートを行う「ビジュアルストーリーテリングアライアンス」(VSA)を結成しました。
2017年~2019年 フル4Kテクノロジー
ソニーは、4Kプロフェッショナルブロードキャストビデオカメラ(『FS7 II』ソニーの4Kスーパー35mm CMOSセンサー搭載カムコーダー)、およびミラーレスデジタル一眼レフカメラ(『alpha7SII』および『alpha7III』)を提供しました。
  • alpha は、ソニー株式会社の商標です。