SONY

ワークショップ

アナログ?デジタル?手作り記録媒体で音をとらえる!CDの仕組みを知ろう 「音」という情報について考えるきっかけを。 今回はみなさんに音を記録する実験を通して、アナログとデジタルの違いを肌で感じてもらいます。

どんなワークショップ?

蓄音機、アナログレコードから最新デジタル技術まで記録媒体の歴史を学びながら、手作りの蓄音機&CDで録音にトライ。 難しいイメージを抱いてしまいがちなデジタル記録媒体の仕組みを体験しながら、シンプルに理解できるプログラムです。 ワークショップは旧世代の音声記録媒体であるアナログレコードの紹介からはじまります。

ちょうどCD全盛期のころに生まれた生徒のみなさんには、まったく馴染みがない様子。アナログレコードの音色に耳をすませます。

アナログ方式の録音を体験!

1877年にエジソンが発明したものと同じ仕組みの、音声記録技術の原点とも言えるコップ蓄音機による実験がはじまります。音波の振動に合わせて針を動かし、コップに傷を刻み込むことによって、録音が出来るというこの機械。

『崖の上のポニョ』 主題歌や 『かえるのうた』 など、少し照れながらみんなで吹き込んでいきます。そして、レコードプレイヤーと同等の原理で溝をなぞり再生をしてみると、かすかにみんなの歌声が……。「あ、聞こえた!」 と教室が沸き上がります。

CD方式の録音も体験!

次は 1982 年の登場以来、私たちの生活にとても身近な存在となっているCD について考えていきます。0 と 1 の信号によって成り立っているデジタルデータ。CD では 0 と 1 を表す凹凸をレーザーに読み取らせています。

教室ではこの仕組みをもとに 「手作りCD」 を制作。0 と 1 の信号を表すために、丸い枠の中にあるマス目を塗りつぶしていきます。書き込んだものを専用の装置で再生するとここでも感嘆の声が!

アナログとデジタルの違いを音波の性質を通してさらに詳しく学びます。アナログ方式では波をそのまま記録し、デジタル方式では波をデジタル化して記録をする ーー 音声記録技術の理論が、実験を通じてより直感的にスムースに理解できます。

ワークショップ参加者の感想