SONY

ワークショップ

録音のしくみを考えよう! つくって、あそんで楽しく学ぶICレコーダー 自分のからだに置き換えて機械のしくみを学ぼう! 人間のからだに置き換えて電気製品のしくみを知り、自分で組み立てて使うことでテクノロジーをもっと身近に感じてください。

どんなワークショップ?

「つくって、あそんで楽しく学ぶICレコーダー」は、自分でICレコーダーを組み立てながら、音が録音されるしくみを学びます。完成後は録音機能を使った楽しいおつかいゲームを実施。ICレコーダーは、持ち帰ってご自宅で楽しむことができます。

ICレコーダーを組み立てよう

今回つくるICレコーダーは名付けて「でんごんちゃん」。スタッフが考え揃えた、手づくりキットを使って組み立てます。作業に入る前に、ICレコーダーに声が録音されるしくみを人間のからだに置き換えて学びます。声をきく働きのあるマイクロフォンは「耳」の役割、声をおぼえる働きをするICは「脳」の役割、声を出す働きをするスピーカーは「口」の役割、そして電池は「ごはん」の役割を果たしています。子どもたちは、ドライバーを使って、基板を組み立てたり、スピーカーや電池をそれぞれの機能に合った絵柄のシールを目印にしてつなげたりしながら組み立てを開始。機械の働きを覚えながら楽しく組み立て、目や耳や口の飾り付けもして世界でひとつだけのかわいい「でんごんちゃん」をつくりあげました。

録音機能でおつかいゲーム

出来上がった「でんごんちゃん」を使って、「はじめてのおつかいゲーム」が行われました。お父さんやお母さんに録音してもらったいくつかのアイテムを、テーブルにあるたくさんの商品の中から選んで揃えてくるゲームです。テーブルには、お花や野菜の模型、ペンなどの文房具やウォークマンなどの電気製品が並んでいます。子どもたちは「でんごんちゃん」に吹き込まれたお父さんやお母さんの声を注意深く聞きながら、カゴの中に商品を揃えていきました。自分で組み立てたICレコーダーを使ったゲームに、子どもたちは大盛り上がり!何度も伝言を頼んでは、おつかいゲームに挑戦していました。中には、自分が録音係となり、お母さんにおつかいにいってもらっていた子もいました。

最後は、ワークショップの修了証授与式。修了証には、親子一緒に撮影した記念写真も入っていて、皆さん、嬉しそうに受け取っていました。ICレコーダーを自分の手で組み立てることによって声が録音されるしくみを学び、実際に声が聞こえてくる驚きと、コミュニケーションツールとしてのテクノロジーの新しい使い方を体験することができます。