ソニー・インタラクティブエンタテインメントのキューブ型ロボットトイ「toio™(トイオ)」のタイトル「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」を使って、プログラミングの考え方を体験することができるワークショップです。命令カードを使って、不思議なロボットの“ロジーボ”たちをゴールまで導くための手順を考える中で自然とプログラミング的な思考を身につけることができます。
小学校でも導入が始まり、子どもたちにとってますます身近になるプログラミング。一方で、いったいどんなことをするのだろう?と不安に思っているお子さんも多いのではないでしょうか。でも、ご安心ください!ワークショップではプログラミングの考え方の基礎から分かりやすくお伝えをします。
まずは、ロボットに扮した講師が机の上のものを手にとるにはどのような「命令」を出せばいいのかをみんなで考えます。
「前に一歩進んで…手を伸ばす。」あれ?手を伸ばして空中をつかもうとしているけど、そこに机はないよね?
「前にかがむ!」と他の子から声が上がりました。どうやら、プログラミングでは連続した動作を1つずつの動作に分解して、それを細かくロボットに命令する必要があるみたいです。
「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」では、パソコンやタブレットを使わなくても、「命令カード」を使い指示を出すことで、ロジーボたちを自在に動かすことができます。
まず、絵本を開くとマス目で描かれた道のようなものが出てきました。「スタート」から「ゴール」までロジーボを動かすみたいです。ロジーボにさせたい動きを一つ一つ細かく分解しながら、どのように命令カードを使えば良いかさっそくみんなで練習してみます。
最初に「めいれいかいし」、最後に「めいれいおわり」のカードをおいて、その間に、どう動かすかを指示するカードを置きます。ロジーボをカードの上を走らせて命令を読み込み、スタートの位置に置くと…なんと命令カードの指示通りにロジーボを動かすことができました! 「真っ直ぐに3歩進む」「左に曲がる」など、少しずつ難しい命令もできるようになっていきます。
どんどん絵本の問題をクリアできるようになったところで、ちょっと難しい命令カードを使う練習にも挑戦。「くりかえし」を使って同じ動きを何度かくりかえしてゴールするプログラミングを練習します。これで命令カードが足りなくなる心配もありません!
「命令カード」のいろんな使い方がわかったところで、2人1組になって「プログラミングでおいかけっこ」ゲームにチャレンジ!
ルールは簡単です。格子状になったゲームの「マップ」の対角線上に参加者2名のロボットをおいて順番にプログラミングで相手を追いかけます。それぞれが3歩ずつ動かして相手の背中または横のマスをとった方が勝ち、になるゲームです。
なれないうちはなかなか決着がつかなかったり、逆にすぐに勝ち負けがついてしまったりするチームもありましたが、何度かやっているうちに白熱した戦いになり、負けて悔しい想いをする子もいました。
それでも、今日のワークショップでは、失敗しても何度でもやり直して問題をクリアすることができるプログラミングの楽しさを体験し、身近に感じることができた子も多かったようです。
©2019 Sony Interactive Entertainment Inc.