アメリカ、イギリス
ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) は、米国のLearnDistrict Inc.が提供する女子学生向けゲーム制作体験プログラム「Girls Make Games (GMG)」を、パートナー企業の一社として2017年より協賛しています。本プログラムは、未来のゲームデザイナー、クリエーターやエンジニアを育成することを目的に、米国内でゲーム制作のワークショップやサマーキャンプなどを実施しています。SIEは、3週間のサマーキャンプへの協力として、米国・サンマテオのオフィスを利用してもらい、約20人の女子学生がチームに分かれてオリジナルのゲーム開発・制作を行いました。また3週間にわたるサマーキャンプの最終週には、毎年その年に開発・制作されたゲームのコンテストを開催しています。
2018年度のプログラムで優勝したチームが手がけたゲームは、子どもが学校や生活で直面する課題をさまざまな視点から捉えたもので、優勝したチームは、プロフェッショナルのゲームデザイナーの協力を得ながら、一年の制作・準備期間を経て、フルゲームを公開します。さらに2019年度は、SIEとしてGMGのワークショップを新たにイギリスでも開催することを支援し、現地のゲーム開発会社と連携したワークショップも実施しました。
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・エレクトロニクスは2017年から、Boys & Girls Club of San Marcosと協力し、十分な支援を受けられない地域の若者にクリエイティビティやテクノロジーに関する無料の放課後プログラムを提供する、Best Buy Teen Tech Centerの活動をサポートしています。
学生はソニーのテクノロジーを活用し、アート、音楽、アニメーション、科学シミュレーション、ロボット工学、映画、3Dモデリングなどを学ぶことができます。ソニーは同センターに、学生や教師が利用できるテレビ、デジタル一眼カメラα(アルファ)、ビデオカメラ、ヘッドフォン、オーディオ製品、KOOV®※1などを寄贈しました。
最近ではさまざまな機能を揃えた音楽スタジオが設置され、楽曲の録音や自主制作も可能となりました。毎年50人以上のソニー従業員がこの活動にボランティアとして参加し、写真や映像の撮影、編集などの分野で学生を指導。2019年のセンター利用者は数百人にのぼっています。
インド
ソニー・インドは現地のNGOと連携し、「Hole in the Wall」という教育支援活動に参画しています。インドの貧困・農村地域21か所に設置したPCステーションを通じて、子どもたちが学校で教えられる以上のことを学ぶことができるよう、算数や英語を学べる教育コンテンツなどを提供しています。PCステーションにはソニーのBRAVIAが用いられ、電力はソーラーバッテリーによって賄われています。