Food for the Future
地球のために、サステナブルな食生活を
「食べる」ことは、私たちが生きていくためにかかせないものです。その一方で、私たちが食べている食材は土壌汚染や森林破壊、食品ロスや地球温暖化など多くの環境問題と関係があります。ソニーは、それらの問題はすべての人に関わるものであり、その解決に貢献することが重要であると考え、「Food for the Future」プロジェクトを推進しています。
漁業、農業、酪農など、食にまつわる生産の場の多くは、自然とかかわっています。一方で、乱獲による魚の減少、農地の不適切な開拓による森林破壊、家畜の糞の不適切な処理による土壌汚染など、さまざまな環境への負荷が大きな問題になっています。
トラック、船、飛行機。私達が口にする食材が世界のいろいろな地域から、手元に届くまでに様々な輸送方法があります。それらの輸送で使われる燃料を通じて排出されるCO2も、地球温暖化の原因になっています。遠方から運ばれてくる食材は地元でとれた食材よりも輸送時のCO2排出量が多くなります。
世界では年間9億トン以上の食料が廃棄されており、1人当たりでは年間74kgの食品ロスとなります。家庭から出た食べ残しや手つかずのまま廃棄された食品、外食の食べ残し、店舗での廃棄など要因は様々です。それによって、食材が無駄になってしまっているだけでなく、生産から廃棄までに使ったエネルギーや水なども無駄になっています。
ソニーはこのような環境問題に取り組むため、「環境に配慮された食材使用の推進」を目標に掲げ、社員一人一人に普段の生活や社員食堂での食事を通して食材の環境配慮を意識し行動する事を促します。
サステナブルフードを
サステナブルラベルがついている食材を選ぶなど、普段の生活の中に取り入れられるちょっとした工夫をガイドブックにまとめて、社員への配布を行います。他にも、社内セミナーやイベントを開催するなど、環境に配慮した食生活の重要性を社員と一緒に考えていきます。
サステナブルフードを
世界各地の社員食堂で、環境に配慮した食材を使ったメニューを提供していきます。社員にとって身近な存在である食堂を通して、環境のことを考えた食生活の重要性を社員と一緒に考えていきます。
ソニーは、「Food for the Future」プロジェクトを通じてSDGsの目標2,12,13,14,15に取り組んでいきます。
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