INTO SIGHT at SIAF2024
リアルとバーチャルが融け合う世界へ
ソニーグループのデザイン部門であるクリエイティブセンターは、「札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival:SIAF)2024」にイニシアティブ・パートナー*として参画し、「ロンドンデザインフェスティバル 2022」に出展した「INTO SIGHT」に新たなコンテンツを加え、国内で初めて展示します。*イニシアティブ・パートナーは、本イベントで社会課題にともに向き合い、未来志向で解決に取り組むことに共鳴する企業8社。
「INTO SIGHT」は、クリエイティブセンターによる新しい形のメディアプラットフォームの実験的な展示です。その空間に一歩足を踏み入れると、来場者の動きに呼応するように光、色、音が変化し、現実とは異なる世界を視覚的・聴覚的に体験することができます。さらに、今回はコラボレーションとして、札幌を拠点としているアーティストの平川紀道氏が手がける新たな作品も上映します。この体験を通して、リアルとバーチャルの融合によって生まれる世界の可能性を探ります。
札幌国際芸術祭2024ディレクター
小川秀明氏のコメント
札幌国際芸術祭(SIAF)2024のテーマは「LAST SNOW はじまりの雪」です。不安定な世界情勢、パンデミックの経験、テクノロジーの急速な発展など、私たちはこれからの世界をどのような羅針盤を持って生きていくのでしょうか。「INTO SIGHT」は、そんな未来への旅の出発地であるSIAFのビジターセンター「札幌文化芸術交流センター SCARTS」に展開されます。ソニーグループと、札幌を拠点に活躍するアーティスト平川紀道氏がコラボレーションした、リアルとバーチャルが交錯する世界へ飛び込めます。ここでしか体験できない「未来の情景」をお楽しみください。
ソニーデザインのインタラクティブなインスタレーション「INTO SIGHT」を体験している来場者の様子を紹介する動画です。このインスタレーションは、大きなディスプレイと反射と屈折で色を操る壁面空間で構成されており、来場者がその中にすすんでいきます。中での動作に呼応してディスプレイに表示される映像が変化し、無限の反射によって増幅され、カラフルでダイナミックな景色を生み出します。来場者がインスタレーションと触れ合い、インスタレーションが生み出す効果に反応する様子を紹介しています。
INTO SIGHT at SIAF2024 リアルとバーチャルが融け合う世界へ
Sony Design in collaboration with HIRAKAWA Norimichi
会期:2024年 1月 20日 (土) - 2月 25日 (日)
休催日:1月 24日 (水)、25日 (木)、2月14日 (水)
開館時間:10:00 - 19:00
会場:札幌市民交流プラザ「札幌文化芸術交流センター SCARTS」
札幌市中央区北1条西1丁目
https://www.sapporo-community-plaza.jp/scarts.php
申込不要/無料
※「INTO SIGHT at SIAF2024 -リアルとバーチャルが融け合う世界へ-」にて、平川紀道《雪花譜 / six-petal automata》の上映を2月10日(土)より開始いたします。
※ソニーグループ クリエイティブセンター《Coded Ambience》と平川紀道《雪花譜 / six-petal automata》の2つの作品を、およそ15分間隔で交互に上映します。
※会場内が混雑する場合、整理券による入場規制を行います。そのため、入場をお待ちいただく場合がございます。
Supported by
3M社、
ソニーPCL株式会社、
ソニーマーケティング株式会社
上映作品紹介
Coded Ambience ソニーグループ クリエイティブセンター
テクノロジーはアートをよりインタラクティブな体験に昇華できるか?という問いを発端に、自然やマテリアル、光や影といった様々な身近なモチーフ、ストーリーを織り込んだシンプル且つ奥行あるビジュアルエレメントを、光、色、音と共に複数の来場者の動きに呼応してリアルタイムに変化させることで、来場者全員で一つの体験を共有、創り上げる作品を目指した。
雪花譜 / six-petal automata 平川紀道
雪の結晶は、「六花(りっか)」という言葉で表されるように、六角格子状の対称的な構造を持つ。これに似て、「INTO SIGHT」は、鏡面反射によって正方形を反復する視覚的な構造を持つ。札幌市内の山を登りながら撮影した雪の実写素材と、セルオートマトンと呼ばれる計算モデルを組み合わせ、自然法則と計算法則、身体性と論理性、主観と客観といった二重性を探る。「雪花譜」という語は、北海道大学低温科学研究所の所長を務めた古川義純氏をはじめ、雪に魅了された人々による、1995年に刊行された書籍の題である。
アーティスト紹介
平川紀道(HIRAKAWA Norimichi)
1982年生まれ。もっとも原始的なテクノロジーとして計算に注目し、コンピュータプログラミングによる数理的処理そのものや、その結果を用いたインスタレーションを中心に、国内外で作品を発表している。2016年、カブリ数物連携宇宙研究機構での滞在制作で「datum」シリーズの制作に着手、豊田市美術館、札幌国際芸術祭プレイベントなどで発表したのち、2017年、チリの標高約5000mに位置するアルマ望遠鏡での滞在制作を経てラフォーレミュージアム原宿にて発表。その後、六本木クロッシング2019などで発表したバージョンは、文化庁メディア芸術祭にて優秀賞を受賞し、シドニーのArt Gallery of New South Walesに収蔵された。2019年に札幌に拠点を移して以降は、「計算」では扱うことのできない対象についても関心を示している。
http://counteraktiv.com/
札幌国際芸術祭(SIAF)は3年に一度、札幌で世界の最新アート作品に出合える特別なアートイベントです。初の冬開催となる今回は、アート、テクノロジー、サイエンスが交差する新しい表現や先進的なアイデアを持つ作品・プロジェクトを紹介しながら「LAST SNOW」というテーマのもとに未来を考えます。
会期:2024年 1月 20日 (土) - 2月 25日 (日)
※ 札幌芸術の森美術館の会期は2023年12月16日(土) - 2024年3月3日(日)
※ さっぽろ雪まつり大通2丁目会場の会期:2024年 2月 4日 (日) - 2月11日 (日・祝)
会場:未来劇場(東1丁目劇場施設)、さっぽろ雪まつり大通2丁目会場、
札幌文化芸術交流センター SCARTS、北海道立近代美術館、モエレ沼公園、札幌芸術の森美術館 他
※ 未来劇場、北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館は有料となります
公式Webサイト: https://2024.siaf.jp/
会場内での撮影について
「INTO SIGHT at SIAF2024」では、会場のスタッフが会場内および出入り口付近の写真を撮影し、イベントの宣伝・広報活動に活用します。
撮影した画像データにはお客様の顔や風貌の特徴を示す内容および特定の個人の識別につながる情報は含まれないようにします。もし、意図せずに当該情報が撮影した画像データに含まれてしまった場合には、特定の個人が識別できないように処理します。
- 撮影期間:
- 2024年 1月 20日 (土) - 2月 25日 (日)
- 撮影場所:
- 「INTO SIGHT at SIAF2024」
札幌市民交流プラザ「札幌文化芸術交流センター SCARTS」
- 撮影範囲:
- 会場内および出入口付近(会場前通路を含む)
- 利用カメラ台数:
- 1台
- 画像データ保存期間:
- 無期限
- 本件に関するお問合せ先:
- ソニーグループ株式会社
creative-pr@jp.sony.com
当社は個人情報の保護に関する法律、同法の政令や規則及び同法のガイドラインなどの遵守のための基本方針を策定し、データの取得、利用、保存等を行う場合の基本的な取扱方法を整備しています。整備した取扱方法に従ってデータが取り扱われていることを責任者が確認しています。カメラ等データを取り扱う機器や電子媒体の盗難等を防止するための措置を講じるとともに、不正なアクセス又は不正なソフトウェアから保護する仕組みを導入しています。詳細は、ソニーグループポータル | 国内ソニーグループ・共通プライバシーポリシー (sony.com)をご覧ください。