鎌田 将尚とそのチームらによる、超小型キロワット級高ピークパワーレーザーに関する論文が英科学誌Nature Communicationsに掲載され、特に注目度の高い論文としてEditor's Highlightにも選出されました。

ソニーグループ株式会社 R&DセンターTokyo Laboratory 04では、固体レーザー媒質を介して半導体レーザーと固体レーザーの2つのレーザー共振器を一体化集積するという手法により、わずか1㎜角の小型サイズ (従来品との体積比1,000分の1以下*1)と、キロワットを超える高ピークパワー(従来の半導体レーザーとのピークパワー比1,000倍*2)を同時に実現する、世界初のレーザー光源の開発に成功しました。今回のレーザー光源は、LiDAR等のレーザーリモートセンシング、医療ヘルスケア応用、産業用レーザー加工等の広範な領域での応用が見込めます。

※1 ペルチェ素子等を除く
※2 シングルエミッターとして

超小型レーザー出力デバイスの画像 半導体レーザーと固体レーザーの2つのレーザー共振器が一体化集積された構造図
2022年11月30日