先端フォトニクス技術を探求する
半導体レーザーは、ディスプレイ、光通信、センシング、加工、医療等の光源として幅広く応用されています。材料選択や構造設計により、青紫から可視光、赤外領域まで幅広い波長領域をカバーし、光出力もmWオーダーからW級までを実現しています。また、小型化・低消費電力化、集積化に優れた特長を持つ面発光型レーザーも、赤外領域だけでなく、可視光領域でも開発中です。特に窒化物のハイパワーレーザー及び面発光型レーザーは、独自構造によって世界トップクラスの特性を示すなど、国内外の学会において広く注目され非常に高い評価を得ています。今後も波長や出力領域を拡張させながら、光の応用を追求していきます。