SONY

撮影・配信技術で新たなエンタテインメントを実現する自動撮影システム&カメラロボット

<概要>
低コストでありながら高品質な音楽ライブの撮影を実現

音楽ライブを配信で楽しむことが日常的になった一方、撮影、配信コストが理由で映像化できない音楽ライブがまだまだ多く存在します。
低コストでありながら高品質な音楽ライブ撮影の実現を目指し、センサーや映像解析による演奏者の位置を正確に補足する技術やタッチパネルUIによるカメラの自動制御システムを開発しました。収録カメラを全て無人化し、高いレベルで自動制御することにより、固定カメラ切り替え撮影とは一線を画すクオリティを達成しています。

<事業責任者>

  • 福田 正俊

    株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
    EdgeTechプロジェクト本部 LSチーム

<開発責任者>

  • 中居 佑輝

    株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
    EdgeTechプロジェクト本部 LSチーム

  • 小笠原 好一

    ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
    第3研究部門 ロボティクスPF開発部

<特長>

  • センサー、映像解析を組み合わせた正確な人物位置補足
  • 撮影監督の意見を最大限取り入れて設計されたタッチパネルUIによる直感的なカメラ制御
  • 最小限のカメラ構成及び全カメラの無人化によるコスト削減
  • 自動とは思わせない、映像演出の実現

<グループ内外の連携>

ソニー株式会社
イメージングプロダクツ&ソリューションズ事業本部
メディアソリューション事業部

ソニーグループ株式会社
事業開発プラットフォーム 新規事業探索部門
コーポレートプロジェクト推進部 

<導入実績例>

Zepp Haneda(TOKYO)、KT Zepp Yokohamaにて、近日サービス開始予定。

<今後の展望>

低コストで、より高品質なライブ撮影の実現に向けて特に人物位置補足技術、撮影カメラ機材、UIにおいては常に最新技術を取り入れ、システムのアップデートに継続して取り組んでいきます。
また、AIの活用や映像スイッチャーと連動したシステム設計により、将来的にはカメラアングルの決定までも自動化し、撮影の一元管理を強化していきます。
さらに、より多くのライブ撮影でのソリューション活用を目指し、会場の規模に応じた柔軟なシステム・機材構成の検討や、中小規模ライブ会場への導入に向けた活動を推進していきます。

<その他の展示を見る>

深度情報を活用したソフトウェア開発キット「ToF AR」

映画コンテンツ評価システム: VX -Viewing eXperience-

ソニーの地球みまもりプラットフォーム ​ 

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