SONY

Technology

遠隔空間を目の前にリアルに再現する3次元高画質化と低遅延伝送技術

<概要>
ニューノーマル社会に向けた3Rの実現

ニューノーマル社会では、遠隔地でも従来と同様、あるいは、従来より進化した生活様式が求められるようになります。その様な社会の実現に向けて、リアリティ・リアルタイム・リモートがより重要になり、デバイスやシステム、信号処理において、3次元の高品質な表示技術、低遅延伝送技術やリアルタイム描画技術などが必要です。本技術は、ソニーが独自開発した3次元高画質化と低遅延伝送技術により、次世代の遠隔コミュニケーションや遠隔操作を実現しています。

<出展責任者>

  • 神明 克尚

    ソニーグループ株式会社
    R&Dセンター

<特長>

  • そこに実際に人物がいる/物が存在するかのような新たな体験価値を裸眼で体験することができます。
  • 大画面かつ高画質な3次元ディスプレイ(Light Field Display)を採用
  • 3次元の超解像技術により高画質な3D画像を生成
  • 低遅延かつ高画質な3次元映像を伝送可能

<グループ内外の連携>

ソニー銀行株式会社 DX事業企画部
ソニー株式会社 ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本部

<今後の展望>

医療や金融・コンサルティングなどのテレコミュニケーションに加え、原寸大のテレプレゼンスを生かしたユースケースが想定されます。また、遠隔操作については,建機や車などの遠隔操作に加え、遠隔手術なども想定されます。テレプレゼンスの一例として、ソニー銀行は金融コンサルティング領域において2Dによるテレプレゼンスシステムを導入し、この技術を用いて、遠隔でありながらリアリティのあるサービスの充実に取り組んでいます。
さらに、この技術はエンタテインメント分野においてクリエイターが利用することもできると考えています。今後は、ディスプレイの大型化により、より大きな空間再現の実現を目指すとともに、さらなる低遅延化を実現し、対応するアプリケーションの拡張を目指します。

ソニーストア 大阪の専用ルームに設置されたソニーの最新鋭機器 テレプレゼンスシステム「窓」を使用して、専任アドバイザーとリモートで相談ができます

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