毎年5月の第3木曜日は、世界中でアクセシビリティを考える日、Global Accessibility Awareness Day(GAAD)です。ソニーグループ株式会社 会長 CEOの吉田憲一郎がメッセージを発信し、世界各地にあるソニーグループ各社でアクセシビリティの啓発活動を展開しました。
ソニー・ミュージックグループ(SMG)では、GAADを記念して、視覚に障がいのある演奏家、作曲家、プロデューサーのブリトニー・デイビス氏を招待し、社内イベントを行いました。セッションの中で、アイマスクを着用し、演奏を聴くことで、デイビス氏と同じように音楽を体験し、音楽業界で障がいのあるアーティストとして活動する自身の経験をについて学びました。
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は、約6年に渡り、Easterseals Disability Film Challenge(イースターシールズ ディサビリティ フィルム フェスティバル)をスポンサーしており、クリエイターたちに、ショートフィルムの脚本や監督などを通して障がいについて表現する機会を提供し、優れた作品には賞を授与しています。GAADが開催された前週、米国カリフォルニア州カルバーシティのソニー・ピクチャーズのスタジオにて授賞式を開催しました。今年は、ソニー株式会社が、最優秀作品賞など7名の受賞者に副賞としてCinema Lineカメラ『FX30』を授与しました。
GAADが開催された週に、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)では、インクルーシブな業界づくりに向けた取り組みの一環として、今回初めて、北米における「PlayStation Studiosアクセシビリティサミット」を開催しました。このサミットでは、北米を拠点とするPlayStation Studiosとソニー・インタラクティブエンタテインメントの代表者、アクセシビリティコンサルタント、及び、推進責任者が一同に会し、パネルディスカッション、講演、インタラクティブなワークショップを通じて、アクセシビリティの取り組みを確立し、推進するための分析、戦略、活動報告などを共有しました。