ソニーデザインで
なにをしていますか?
プロダクト、グラフィック、空間、UI、UX、サービス...
ソニーのデザイナーは専門性の領域を超え、
様々なものをデザインしています。
新人デザイナーが、どんな人が、どんなデザインをしているのかを知るために、
ソニーデザインを探検してきました!
※掲載している内容は撮影当時(2019年)のものです
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探検ソニーデザイン
新人デザイナーが徹底調査
人とロボティクスが共生する未来をデザイン?
解説
Milan Design Week 2019で展示された、人間とロボティクスが共生する未来を提案する
「Affinity in Autonomy」のデザインを担当した鈴木と青島へのインタビュー動画。
青島の声
「ビジュアルデザインを担当していた青島です。」
鈴木の声
「インタラクションを担当していました鈴木です。」
画面上の文字
ミラノデザインウィークで披露した展示について教えてください!
青島の声
「『Affinity in Autonomy』は人とロボティクスが親しみを持って共生するというのがテーマで、ソニーデザインとして未来のビジョンを体験していただく展示です。」
画面上の文字
ロボティクスの「親近感」を表現する上で心がけたことを教えてください!
鈴木の声
「今回のテーマはロボティクスだったのですが、普通に作ろうと思うとやっぱり硬い展示になってしまうので、あえて作った時に出てくる制御しきれない癖だったりとか、揺らぎというのを生かしてあげることで、ロボットとの親近感みたいなのをしっかりと前に打ち出していくことを心がけました。」
画面上の文字
メインビジュアルの変化するグラフィックはどのようにして生まれたのですか?
青島の声
「ロボティクスって、一般的にすごく脅威的なものだと捉えられることが多いです。『ロボティクス』のワードで検索すると黒とか青といった色が出てくるので、それとは相反するところを狙うために暖色系のグラデーションで暖かな光を表現しました。」
画面上の文字
ソニーデザインでなにをしていますか?
鈴木の声
「未来のビジョンを提示する時にコンセプトを創るとムービーで終わってしまうことも多いと思うのですが、今回のように体験できる形でデザインできるのがソニーデザインの良いところだと思います。未来のインタラクションをデザインしています。」
解説
エンタテインメントロボットaiboを囲んで談笑する鈴木と青島。
画面上の文字
ソニーデザインでは体験のできる未来のビジョンをデザインしています
Sony Design
Affinity in Autonomy
「人とロボティクスが共生する未来をデザイン」
「人とロボティクスが
共生する未来をデザイン」
Milan Design Week 2019で展示された、人間とロボティクスが共生する未来を提案するAffinity in Autonomy。展示の裏側ではどんな工夫があったのか、インタラクションデザインとグラフィックデザインを担当した2人にインタビューしてきました!
Affinity in Autonomy についてもっと詳しく
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探検ソニーデザイン
新人デザイナーが徹底調査
道具のオリジナリティをデザイン?
解説
ミラーレスカメラ αシリーズのデザインディレクションを担当した山田と、
α7R Ⅳのプロダクトデザインを担当した南川へのインタビュー動画。
山田の声
「αシリーズのデザインディレクションをしています山田です。」
南川の声
「α7R Ⅳのプロダクトデザインを担当しました南川です。」
画面上の文字
α7シリーズについて教えてください!
南川の声
「α7シリーズはプロカメラマンや写真愛好家に向けたソニーのフルサイズミラーレスカメラです。
2013年に世界ではじめて35mmフルサイズのイメージセンサーを搭載して感度を際立たせたα7Sシリーズや解像度を際立たせたα7Rシリーズなど、これまで9つのモデルを発売しました」
画面上の文字
どのようにしてα7シリーズの原型を作り上げたのですか?
山田の声
「カメラはフィルムの頃から考えると100年以上の歴史があります。そこで練られてきたカメラらしさがあるので、そこは外さずに、そこに対してソニーらしいオリジナリティは何かというところを考えながらデザインを開発していきました。」
画面上の文字
「変えていくべき」ところと「変えてはいけない」ところはどこですか?
南川の声
「代々受け継がれているα7シリーズのアイコニックな印象はそのままにして、グリップ性・操作性の向上をとことん追求して進化させています。」
画面上の文字
ソニーデザインでなにをしていますか?
山田の声
「ユーザーに心から満足してもらえる未来の道具をデザインしています。」
解説
歴代のα7シリーズを並べ、山田と南川が談笑している。
画面上の文字
ソニーデザインではユーザーに心から満足してもらえるような
未来の道具をデザインしています
Sony Design
α7シリーズ
「道具のオリジナリティをデザイン」
2013年にミラーレスカメラとして世界で初めて35mmフルサイズイメージセンサーを搭載し、これまで9モデル展開してきたα7シリーズ。アップデートされる中で何を変えて、何を変えないのか、プロダクトデザインを担当した2人にインタビューしてきました!
「α7」シリーズについてもっと詳しく
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探検ソニーデザイン
新人デザイナーが徹底調査
毎日を楽しくするヘッドホンのデザイン?
解説
ヘッドホン「h.ear」のデザインを担当した小坂とウォルンへのインタビュー動画。
小坂の声
「プロダクトデザインを担当していた小坂です。」
ウォルンの声
「コミュニケーションデザインを担当したウォルンです」
画面上の文字
h.earについて教えてください!
ウォルンの声
「h.earは、若者向けの高音質を楽しむためのオーディオ製品のシリーズです。」
解説
h.ear on 3 WH-H910N WIRELESS NOISE CANCELING HEADPHONES
(レッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルー)の製品画像が映し出される。
h.ear in 3 WF-H800 TRULY WIRELESS HEADPHONES
(レッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルー)の製品画像が映し出される。
ウォルンの声
「今回が三世代目のシリーズになります。」
画面上の文字
カラーバリエーションは何から着想を得ましたか?
小坂の声
「私たちはデザインの中での、ファッションだったり、インテリアだったり、色んなトレンドをリサーチしていて、それを踏まえて、今回のカラーを選んでいます。その中でも、今回はインディビジュアリズムというコンセプトを立てて、よりそれぞれのユーザーの個性が際立つようなデザインに仕上げています。」
画面上の文字
デザインコンセプトの「インディビジュアリズム」について教えてください!
小坂の声
「それぞれ皆が色んな考えを持っているのですが、若者と一括りにするのではなくて、いろんな人たちの多様性にきちんと寄り添っていきましょうというのが、背景にあります。なので、カラーごとでコンビネーションの考え方が違ったり、塗装の質感だったり、全部変えています。」
画面上の文字
コミュニケーションをデザインする上で工夫した点を教えてください!
ウォルンの声
「今回、インディビジュアリズムというコンセプトがあったので、カラーごとにキャラクターみたいなペルソナをたてて、全部のコミュニケーションの写真やビデオなどを制作しました。」
解説
h.earの製品紹介ビデオが映し出される。
画面上の文字
ソニーデザインでなにをしていますか?
小坂の声
「ユーザーの毎日を楽しくするようなデザインをしています。」
解説
テーブル上に並べられたヘッドホンh.earを前に、ウォルンと小坂が新人デザイナーと談笑している。
画面上の文字
ソニーデザインではユーザーの毎日を楽しくするデザインをしています
Sony Design
h.earシリーズ
「日常を楽しくするヘッドホンのデザイン」
「日常を楽しくする
ヘッドホンのデザイン」
若い人が高音質で音楽を楽しむためのh.earシリーズ。3世代目となる本モデルはどのような世界観を作り、どのようにデザインに落とし込んだのか、コミュニケーションデザインとプロダクトデザインを担当した2人にインタビューしてきました!
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探検ソニーデザイン
新人デザイナーが徹底調査
空間に馴染むスピーカーのデザイン?
解説
グラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」のデザインを担当した森澤と藤木へのインタビュー動画。
森澤の声
「プロダクトデザインを担当していた森澤です。」
藤木の声
「イルミネーションとサウンドを担当していました藤木です。お願いします。」
画面上の文字
LSPX-S2について教えてください!
藤木の声
「こちらのグラスサウンドスピーカーなのですが、有機ガラス管を用いたスピーカーになっていて、
部屋を音と光で満たして心地よい空間を作るような製品になっています。」
解説
グラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」のプロモーションビデオが映し出される。
画面上の文字
形のデザインについて教えてください!
森澤の声
「前の機種ではガラス管の中に、低音を出すパッシブラジエーターが容量として使っていたのですけど、
それをなくして下に持ってきました。筐体自体をパッシブラジエーターとして使う考え方で、なるべく重いものを下に置いて、上は軽やかにすることでこの形ができています。それによって音を邪魔しない形にもなっていて、ミッドレンジがこのように抜けてきた時に、邪魔にならないようなカットだとか、安定感のある形になっています。」
画面上の文字
光の揺らぎのデザインについて教えてください!
藤木の声
「これはキャンドルライトモードというのですが、ろうそくの光を模したデザインになっています。よくある、ろうそくの光を模した製品というのは、単にランダムに光を変えているだけなのですが、この製品のキャンドルライトをデザインするにあたっては、ろうそくの光を観察して、この揺らぎというものは、なぜ起こっているのかを自分なりに解釈して、温度の変化や大気の揺らぎとか、そういったものをプログラミングして疑似的に表現したりしています。」
解説
キャンドルライトモードのイメージ映像が映し出される
画面上の文字
ソニーデザインでなにをしていますか?
森澤の声
「プロダクトデザインのその周りの空気を含めてデザインしています。」
解説
グラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」を前に談笑する森澤と藤木。
画面上の文字
ソニーデザインでは周りの空気を含めてプロダクトをデザインしています
Sony Design
LSPX-S2
「空間に馴染むスピーカーのデザイン」
「空間に馴染むスピーカーの
デザイン」
透明な有機ガラス管を用いた、音と光で空間を彩るグラスサウンドスピーカーLSPX-S2。心地よい体験をデザインするにあたり、どのようなこだわりが込められたのか、プロダクトデザインとイルミネーションデザインを担当した2人にインタビューしてきました!
LSPX-S2についてもっと詳しく
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探検ソニーデザイン
新人デザイナーが徹底調査
タクシー配車サービスのデザイン?
解説
スマホからワンアクションでタクシーを呼べるサービス「S.RIDE」のデザインを担当した玉村と藤田へのインタビュー動画。ソニー本社の車寄せを背景に玉村と藤田が立っている。
藤田の声
「ビジュアルデザインを担当していた藤田です。」
玉村の声
「UIデザインを担当していた玉村です。」
藤田・玉村の声
「宜しくお願いします。」
画面上の文字
S.RIDEについて教えてください!
玉村の声
「今、後ろのタクシー見えますかね、来てるんですけど、スマホでワンアクションでタクシーを呼べるアプリケーションを作っています。」
解説
玉村が自身のスマホのS.RIDEアプリで実際にタクシーを予約する様子を見せる。
画面上の文字
どのプロセスから携わったのですか?
藤田の声
「今回は、コンセプトを作るところからゼロから始めていけたので、キャッチコピーとか、いろんなラッピングカーとか、そういう細かいアイテムのところまで、全部、トータルでできたところが、よかったなと思います。」
画面上の文字
ソニーデザインとして譲れないポイントはなんですか?
玉村の声
「UIのデザインっていうと、画面のデザインとか、レイアウトのデザインと思われがちなのですが、その後ろにある情報行動とか、条件定義などを凄く丁寧にやって、ソニーのデザイナーって、そうゆうところもできるぞというところが、一つのポイントかなと思います。」
解説
S.RIDEのプロモーション動画が映し出される。
画面上の文字
ソニーデザインでなにをしていますか?
藤田の声
「新しいサービスを社会に浸透させる為に、ゼロからブランドをデザインすることができます。」
解説
ソニー本社の車寄せを背景に、インタビューを受けている玉村と藤田。
画面上の文字
ソニーデザインでは新しいサービスを社会に浸透させるためにゼロからブランドをデザインしています
Sony Design
S.RIDE
「タクシー配車サービスのデザイン」
スマホからワンアクションでタクシーを呼べるサービスS.RIDE。新規事業を立ち上げるにあたり、デザイナーはどのようにしてプロセスに関わっていったのか、ビジュアルデザインとUIデザインを担当した2人にインタビューしました!
S.RIDE 公式サイトへ
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探検ソニーデザイン
新人デザイナーが徹底調査
コーポレートフォントをデザイン?
解説
ソニーのコーポレートフォント「SST」のデザインを担当した福原と松田へのインタビュー動画。
福原の声
「こんにちは。SSTのタイプフェイスデザインを担当した福原です。」
松田の声
「プロダクトコミュニケーションデザインを担当しました松田です。」
画面上の文字
SSTについて教えてください!
福原の声
「SSTは93言語に対応したソニーのコーポレートフォントで、日本語、英語、アラビア語、タイ語みたいな、あらゆる言語に対応させています。ソニーはグローバルでビジネスをしているので、幅広くカバーするように作っています。」
画面上の文字
プロダクトコミュニケーションってなんですか?
松田の声
「僕はそのタイプフェイスを使って、様々なタッチポイントである、ウェブサイト、カタログ、パッケージ、タイプフェイスを使った展開をやっています。」
画面上の文字
SSTに込められたソニーらしさはなんですか?
福原の声
「ソニーは長年、Helveticaを使ってきたのですが、Helveticaの硬質な印象はプロダクティビティに通ずるものがありました。SSTの場合は、できるだけ読みやすくしつつ、かつ、Helveticaの持っていたプロダクト感を上手く取り込むようにデザインしています。」
画面上の文字
SSTの展開例を教えてください!
解説
福原と松田の前にスピーカーとヘッドホンのパッケージが置かれている。パッケージにはSSTフォントを使った「EXTRA BASS」のロゴが記載されている。
松田の声
「こちらの商品はEXTRA BASSという重低音を売りにしている商品です。僕が担当したのはパッケージになります。主にロゴの部分の話をすると、凝縮感やインパクトのあるロゴを作りたかったので、今回、SSTというニュートラルなフォントを使いながらも、「BASS」を立たせたいのでヘビーなフォントを使って、あえて「EXTRA」は細いウェイトの書体を使っています。」
画面上の文字
ソニーデザインでなにをしていますか?
福原の声
「タイプフェイスデザインにかかわらず、コミュニケーションデザインに必要なものは、なんでもデザインしています。」
解説
福原がフォントの説明をし、松田がフォント開発当時の資料を見ている。
画面上の文字
ソニーデザインではコミュニケーションに必要なものはなんでもデザインしています
Sony Design
SST
「コーポレートフォントをデザイン」
あらゆるタッチポイントに共通した体験を提供するために開発されたソニーのコーポレートフォントSST®。開発の中での挑戦と、SSTはどのように応用されてきたのか、タイプフェイスデザインとプロダクトコミュニケーションデザインを担当した2人にインタビューしてきました!
SSTについてもっと詳しく
SST is a trademark of Monotype GmbH registered in the U.S. Patent and Trademark Office and may be registered in certain other jurisdictions.
多様な領域のデザインに挑戦している
個性豊かなデザイナーたちを、
新人デザイナーがインタビューしてきました。
少しでもソニーデザインに
興味を持ってもらえたら幸いです。
ソニーのデザイナーについてもっと知る