SONY

SS-G7

スピーカーシステム(1976年)

当時、創設間もなかった音響事業部が開発した意欲作。この製品が、ソニー製スピーカーのイメージをがらりと変えた。カーボンコーン、スピーカーユニットを同軸上に配置したレイアウトや、定在波を抑えて音響効果を高めるスリット入りのバッフル面など、特徴的なつくりになっている。オーディオ愛好家ならウーファーのエッジがバッフル面から突出している点など、独特の意匠を凝らした細部にも目が行くはずだ。