Red Dot
Award 2022
2022年
レッドドット・デザイン賞
受賞一覧
レッドドット・デザイン賞とは
レッドドット・デザイン賞は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター
(Design Zentrum Nordrhein Westfalen)が主催する国際的なデザイン賞です。
プロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3つの部門に分かれており、
それぞれ年に一度世界的なデザインの専門家により審査されます。
毎年世界60か国以上の企業、組織、デザイナーから18,000件を超える応募がある、とても権威ある賞です。
受賞した案件は世界中のデザイナーが集う華やかな授賞イベントで表彰されると同時に、
ドイツ、シンガポール、中国にあるレッドドット・デザインミュージアムに展示されます。
特にドイツ・エッセンのレッドドット・デザインミュージアムは、ユネスコの世界遺産にも登録されているツォルフェライン炭鉱業遺跡群の
旧ボイラーハウスという歴史的な建築物の中にあり、世界最大規模のコンテンポラリーデザイン展示となっています。
来場者が展示物に触れたり試したりできるのも大きな特徴です。
Product Design
レッドドット:プロダクトデザイン部門は、2020年1月1日以降、2022年6月1日までに販売が開始される製品のデザインを対象としており、
革新性、機能性、品質、人間工学、環境適合性、象徴性など9つの基準で審査されます。
2022年の応募総数は約60か国から約7,900件でした。
BRAVIA XR™
『A95K』シリーズ
Red Dot: Best of the Best 受賞
FX3
Red Dot: Best of the Best 受賞
映像制作用カメラ商品群Cinema Lineの小型軽量ボディを特長とする、フルサイズイメージセンサー搭載レンズ交換式カメラ。SNSや動画投稿サイトを含むさまざまなフィールドで、多様な動画コンテンツの需要が高まる中、本格的なシネマの映像をより自由に撮影したいクリエイターの創作意欲に応えます。長時間撮影にも対応できるように、コンパクトなボディを維持しながら放熱用のファンを搭載。胸や腰の位置でカメラを構えて撮影するときにもカメラを操作しやすいよう、グリップを前方に傾け、上面に配置したRECなどの主要なボタンに自然と親指がアクセスしやすい形状になっています。マグネシウム合金で作られたボディは堅牢性が高く、様々な撮影環境で信頼性を確保します。また、カメラケージやリグを使用せず、各種カメラアクセサリーを直接本体に装着できるように、三脚用のネジ穴に加えてアクセサリー取り付け用のネジ穴を5つ設置。さらに映像クリエイターの多様な撮影に対応するため、T型形状のトップハンドルを考案し、ハンドルの長さや持つ範囲などを入念に調整することで、コンパクトさを維持したまま、ローアングルをはじめ、より自由度の高い撮影を可能にしました。
ソニーのイメージングとセンシング、AIロボティクスの技術を結集し、映像制作クリエイターに向けて開発されたドローン『Airpeak S1』。フルサイズミラーレス一眼カメラα™を搭載しながら、独自開発の推進システムにより空中での安定した姿勢制御や、機敏な飛行でダイナミックな映像制作を可能にします。機体は長く飛行ができるよう、徹底的な軽量化を行いました。アームや足はカーボン、前後のカメラ支柱はマグネシウム、その他は強化樹脂など、場所や機能に応じて様々な素材を活用。ボディから4本のアームが力強く伸びた構造は高剛性で、最高の重心バランスを実現しています。各種センサーは障害物検知機能を阻害せずに認識可能範囲を最大化しています。コントローラーは長時間操作しても疲れにくく精度の高いスティック操作ができるよう、裏面のグリップ性を高める工夫を施しました。握ったときにフィットするように丸みを帯びたフォルム、さらにグリップの凹凸の形状や位置を細かく調整し、あらゆる持ち方で快適に操作できるよう形状を吟味しました。
HT-A9
LinkBuds
Xperia PRO-I
Brands & Communication Design
レッドドット:ブランド&コミュニケーションデザイン部門は、ブランドとコミュニケーションデザインの2つのセクションに分かれており、
コミュニケーションデザインのセクションには広告やパッケージをはじめ、
空間、インターフェース、デジタルソリューションなど18のカテゴリーがあります。
今年は国際的な専門家24名により、厳正に審査されました。
4K有機ELテレビのハイエンドモデル。新たな有機ELパネルにソニー独自の認知特性プロセッサー「XR™」の映像信号処理技術を掛け合わせ、より自然で鮮やかな色彩表現を可能にしました。有機ELパネル自体を振動させて音を出す「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」により、スピーカーの存在を見せることなく高音質を実現。壁掛け設置に加えて、スタンドの存在を感じさせない佇まいで映像没入体験を高めた「フロントポジション」、そのスタンドを反転させて、画面を壁に近づけて設置し空間調和を高めた「バックポジション」の2つのスタイルから選べます。また、プラスチック部品として最も面積の大きいリアカバーに、ソニーが独自開発した再生材利用率最大99%の再生プラスチック「SORPLAS™」を使用しています。限りある資源の有効活用により、環境負荷低減に配慮しています。