展示案内
CMF×MOOD
ソニーのデザイン部門であるクリエイティブセンターは、グローバルトレンドリサーチをもとに将来を予測し導き出した色、素材、仕上げをテーマとした『CMF×MOOD』展を東京・六本木のMaterial ConneXion Tokyoにて開催します。
クリエイティブセンターでは製品のColor(色)、Material(素材)、Finish(仕上げ)を検討し、独自の視点で将来の製品やサービスに取り入れるべき色や素材を提案する活動も行っています。これらは3つの単語の頭文字を取って「CMF」とも呼ばれ、人々の心に深く響く製品やサービスを提供するために大切な要素の一つです。社会背景などの変化によって、同じ素材でも異なる印象を与えるため、国内外のデザイナーによるグローバルなチームを編成し、CMFに関するトレンド分析とフィールドリサーチを継続的に実施しています。
今回の展示では、グローバルトレンドリサーチの結果から将来を予測し、デザイナーの視点で導き出した最新のCMFのテーマと、それらをオブジェやムービー、ユーザーインターフェースに反映させたサンプルをご覧いただけます。加えて、ソニーのデザイナーによるトークセッションの開催も予定しています。
CMFのテーマmanufacturing fascination:
手わざ感の魅力
均質なものの美しさではなく、不均一でもストーリーがあるものに本質的な価値を見出したテーマ。
手作りの質感や経年変化による⾊が温もりと安⼼感をもたらす表現です。
resilient tech:
しなやかな適応性
2020年から続くパンデミックの困難な状況の中でも、テクノロジーと革新的なソリューションによって
⼈々がしなやかに適応していくという前向きなテーマ。機能性と美を兼ね備えた表現です。
coded poetry:
埋め込まれた詩的表現
⼈々が⾃然とのつながりを取り戻し、調和とバランスを実現していくというテーマ。
⼈⼯的な⾊や形から脱却し、⾃然な美しさを取り入れることで癒しや安らぎを表現します。
energetic resonance:
共鳴するエナジー
多様なアイデアや個性がつながり、デジタルソリューションによって新たな⼀体感を⽣み出していくというテーマ。
リアルとデジタルが融合した世界観を鮮やかなカラーと魅⼒的なエフェクトで表現します。
世界的なパンデミックによって、従来の予想をはるかに上回って減速/加速したトレンドや、これまでにない新たなトレンドが生まれました。ソニーのデザイナーならではのクリエイティブな感性がとらえたこれからのトレンドの兆しを生かし、製品・サービスにおけるCMFの方向性を探求していきます。
【展示概要】
- プログラム名称
- 「CMF×MOOD」展
- 期間
- 2022年10月21日(金)~2022年10月29日(土)
- 時間
- 10:00~17:00 ※初日(10月21日)は16:00終了
- 場所
- Material ConneXion Tokyo(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル B1F)
https://jp.materialconnexion.com/
申込不要/無料 - 協力
- Material ConneXion Tokyo(運営会社:株式会社エムクロッシング)
【トークセッション】
展示に際し、ソニーのデザイナーによるトークセッションを10月26日(水)に開催いたします。詳細については順次下記ウェブサイトにてご案内いたします。
https://jp.materialconnexion.com/sony_cmf_mood1026/