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展示案内

パークラボ EXPT.02
都市はどんな音楽を
奏でるのか?

パークラボ EXPT.02のイメージビジュアル

2024年完成予定の新・Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)に向けた10坪の実験的 POP-UP スペース Sony Park Mini(ソニーパークミニ)では、ソニーグループの様々な探求活動が体験できるシリーズプログラム『パークラボ』を 2022年6月16日(木)より開催。

ソニーの技術者やクリエイターたちは、ひとびとの暮らしの中で心を動かす体験にソニーの技術や創造力がどう貢献できるかを、さまざまな視点から常に探求しています。『パークラボ』は、そんな探求の中で何気ない日常の隙間に見つけた “未来への手がかり” を紹介するプログラムです。

パークラボ EXPT.02 は、街の移り変わる風景を音楽として楽しむ体験です。ソニーのセンシングとAI技術を活用し、人や車や光の動きをリアルタイムに音楽として生成。いつもの街が、どんな音楽を奏でているのかを観察するジッケンです。ソニーのデザイン部門であるクリエイティブセンターが技術者と協力してつくったプロトタイプを展示します。

プロトタイプのUI画面(輝度検出)
プロトタイプのUI画面(物体検出)

クリエイティブセンターでは様々なデザイン開発に取り組んでおり、その中の一つとして、インタラクティブなサウンドデザインの研究も行っています。
ゲームの世界観を表現する、リラックスや集中するために音楽を聞くなど、音楽や音響効果は体験の重要な要素になっています。センシングやAI技術とサウンドデザインを組み合わせ、「変容性のあるBGM」をリアルタイムに生成する。それによる新しいUXデザインコンセプトを提案します。

今回の展示では、景色が奏でる音楽を様々な場所で楽しむことをイメージし、スマートフォンのアプリケーションとして実装。画像センサーからの情報によりリアルタイムに音楽が生成されます。インタラクティブなサウンドを音楽的な表現に高め、体験として楽しいものにすることをコンセプトに、デザイナーが技術者と協力してプロトタイプとしてつくりました。

音楽を奏でる仕組み

デザインチームのコメント

プロトタイプを作り実際に体験してみることは、我々がデザインをする上で大事にしているプロセスの一つです。 例えば景色を音楽として聴くことができたら、それはどんな体験につながるのか?今回の展示を通じて多くの方と観察の時間を共有することで、今後の開発に生かしていきたいと思っています。

デザインプロデューサー 反畑

音楽を聴きながら街中を歩いている時、ふと景色と音楽がシンクロして印象に残るという経験はありませんか?自分の目の前にある日常の景色から音楽が奏でられることで、非日常の印象的なシーンへと変わる。そんな世界を少しでも感じていただければと思います。
今回展示しているプロトタイプは、画像センサーの情報と音楽表現の組み合わせとしては、まだほんの一部の要素に過ぎません。今後は様々な要素の組み合わせによる、更に豊かな音楽表現を追求したいと考えています。

デザイナー 藤木

藤木と反畑の写真

昨日見ていた景色が、今日は少し違って見える。そんなキッカケに出会える"ジッケン"の場。
Sony Park Mini の新たなシリーズプログラム『パークラボ』で、やがて未来への一歩となるかもしれない、ソニーの中で生まれた小さな動き"未来への手がかり"にぜひ触れてみてください。

プログラム名称
パークラボ EXPT.02 都市はどんな音楽を奏でるのか?
期間
2022年6月24日(金)〜 7月1日(金)※本プログラムは開催終了しました
時間
11:00~19:00(予定)
※初日(6月24日)は準備のため13:00オープン
場所
Sony Park Mini(東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階)
ウェブサイト
https://www.sonypark.com/mini/