展示案内

パークラボ EXPT.04
社会のムードは
色や形になにを投影するのか?

パークラボ EXPT.04 社会のムードは色や形になにを投影するのか?

2024 年完成予定の新・Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)に向けた 10 坪の実験的 POP-UP スペース Sony Park Mini(ソニーパークミニ)では、ソニーグループの様々な探求活動が体験できるシリーズプログラム『パークラボ』を開催。
ソニーの技術者やクリエイターたちは、ひとびとの暮らしの中で心を動かす体験に技術や創造力がどう貢献できるかを、さまざまな視点から常に探求しています。『パークラボ』は、そんな探求の中で何気ない日常の隙間に見つけた"未来への手がかり"を紹介するプログラムです。

9月30日(金)~10月10日(月・祝)開催のパークラボ EXPT.04は、「社会のムードは色や形になにを投影するのか? 」というテーマのもと、進化と深化を続けているColor(⾊)、Material(素材)、Finish(仕上げ)の探求活動を、インスタレーションで表現するジッケンです。

ソニーのデザイン部門であるクリエイティブセンターでは多様な領域のデザインを手がけており、製品の表層を構成するColor(色)、Material(素材)、Finish(仕上げ)を検討し、提案する活動も行っています。これらは3つの単語の頭文字から「CMF」とも呼ばれています。ユーザーとの接点となるCMFは、人々の心に深く響く商品やサービスを提供するために大切な要素の一つですが、社会背景などの変化によって、同じ素材でも異なる印象を与えることがあります。そのためソニーでは、デザイナーが自ら世界各地へと足を運び、トレンド分析とフィールドリサーチを継続的に実施。独自の視点で製品やサービスに取り入れるべき色や素材を提案しています。

今回の展示では、グローバルトレンドリサーチの結果から将来を予測し、デザイナーの視点で導き出したCMFのテーマと、それらを表現したオブジェを、社会の変化と照らし合わせながらご覧いただけます。

プロジェクトメンバーの
コメント

私たちは多様な価値観や社会環境の変化の兆しを見つけながら、CMFのトレンド調査とテーマの創造を継続的に行ってきました。最近では製品の表層からメタバース空間に至るまで、CMFが関わる領域も広がっていることから、人々をとりまく感性的な「ムード」の予測に基づいたテーマ創造が必要だと捉え、多様なデザイナーとともに更なる探求活動を続けています。
直近ではパンデミックという歴史的な変化点により、予想をはるかに上回って減速/加速したトレンドや、新しく生み出されたトレンドなどもあるため、これまで作り上げてきた予測を一度振り返り、今の東京の空気感と合致しているかを俯瞰しながら検証し、この先のCMFの方向性を皆様とともに探っていきたいと思います。

クリエイティブディレクター 詫摩

昨日見ていた景色が、今日は少し違って見える。そんなキッカケに出会える"ジッケン"の場。
Sony Park Miniの新たなシリーズプログラム『パークラボ』で、やがて未来への一歩となるかもしれない、ソニーの中で生まれた小さな動き"未来への手がかり"にぜひ触れてみてください。

プログラム名称
パークラボ EXPT.04「社会のムードは色や形になにを投影するのか?」
期間
2022年9月30日(金)~2022年10月10日(月・祝)
時間
11:00~19:00
場所
Sony Park Mini(東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階)
Sony Park公式Instagram
https://www.instagram.com/ginzasonypark/
@ginzasonypark ハッシュタグ:#パークラボ #sonyparkmini
Sony Design公式Instagram
https://www.instagram.com/sonydesign_official/
@sonydesign_official ハッシュタグ:#sonydesign