展示案内
パークラボ EXPT.06
循環する素材は
どんな物語を紡ぐのか?
2024 年完成予定の新・Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)に向けた 10坪の実験的 POP-UP スペース Sony Park Mini(ソニーパークミニ)でシリーズプログラムとして開催している『パークラボ』。
ソニーの技術者やクリエイターたちは、ひとびとの暮らしの中で心を動かす体験に技術や創造力がどう貢献できるかを、さまざまな視点から常に探求しています。『パークラボ』は、そんな探求の中で何気ない日常の隙間に見つけた"未来への手がかり"を紹介するプログラム。昨日見ていた景色が、今日は少し違って見える。そんなキッカケに出会える"ジッケン"の場です。
3月17日(金)~26日(日)開催のパークラボ EXPT.06は、「循環する素材はどんな物語を紡ぐのか?」というテーマのもと、環境に配慮した紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を紹介するプログラムです。
ソニーが環境負荷低減に向けた活動の1つとして開発した紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」は、原材料として「竹」「さとうきびの搾りかす」「市場回収リサイクルペーパー」を使用しています。原材料の配合調整によって色味や硬度などをさまざまな用途に最適化して成形できるため、一部製品でリサイクルしやすいパッケージとして使用していますが、開発の本来の目的は「どこの、何を、どのようにして、こうなった」というストーリーを伝えることにより、お客さまが環境を意識するきっかけを作り、リサイクル行動まで繋げていければ、ということでした。開発に携わったデザイナー自らが世界各地で植物が育つ環境を見てまわり原料を厳選。また、ソニーの製造拠点の近くで原料を調達することで輸送による環境負荷も低減しています。そして、これを受け取ったお客様の行動によって初めて環境循環が起こります。
Sony Park Miniではこの「オリジナルブレンドマテリアル」を用いたモビールのインスタレーションによって"素材が語りかける循環ストーリー"を表現します。この素材の持つバックストーリーを知ることが人々の環境への意識にどのような気づきをもたらすのか、というジッケンです。
プロジェクトメンバーの
コメント
オリジナルブレンドマテリアルをテーマにしたモビール(動く彫刻)を展示することで、新しい形で環境について興味関心を抱いていただくことを目指しました。ソニーグループには環境に関する様々な取り組みがありますが、その中で企業としての責任を果たすと共に、お客様にも環境に対する気づきや学びを通じて取り組みに参加していただくことが重要と考えます。展示では素材を知って、素材に込めた私たちの思いを感じていただけると嬉しいです。
デザイナー 楠木
人は、知ること、感じること、興味を持つこと、考えることで、変わっていきます。オリジナルブレンドマテリアルを作った目的は、「伝える」ことで素材循環のループをつなげていくことにあります。素材主体ではなく人が担うことを起点にすべてを構成していく、これは様々なものに当てはまる考え方なので、展開の可能性は無限にあります。皆様と共に試行錯誤を続けながら、素材が語る表現を模索していきたいと思います。
デザイナー 廣瀬
Sony Park Mini のシリーズプログラム『パークラボ』で、やがて未来への一歩となるかもしれない、ソニーの中で生まれた小さな動き"未来への手がかり"にぜひ触れてみてください。
- プログラム名称
- パークラボ EXPT.06 循環する素材はどんな物語を紡ぐのか?
- 期間
- 2023年3月17日(金)~ 26日(日)
- 時間
- 11:00~19:00(予定)
- 場所
- Sony Park Mini(東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階)
- WEBページ
- https://www.sonypark.com/mini-program/list/029/
- 公式Instagram
-
https://www.instagram.com/ginzasonypark/
@ginzasonypark ハッシュタグ:#パークラボ #sonyparkmini - 同時開催
- 『環境に配慮した紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」展示』
ソニーストア銀座4階フロア(東京都中央区銀座5丁目8番1号 GINZA PLACE 4F)
https://www.sony.jp/store/retail/ginza/
*3月17日(金)10時 情報掲載予定 - Sony Design公式Instagram
-
https://www.instagram.com/sonydesign_official/
@sonydesign_official ハッシュタグ:#sonydesign