- タイトル
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ONE DAY, 2050 / Sci-Fi Prototyping(サイファイ プロトタイピング)
Sony Design 60th
LIFE, 2050 「職&仕事」”Jobbing & Working”
- 解説
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SF短編小説「職&仕事」の概要を紹介するアニメーション映像。
ガラス張りのロビー。多様な人々がベンチに座っている。
- ナレーション(平良の声)
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「2050年。わたしたちは、人間の能力を拡張するプロダクトの開発によって、前時代とは異なったカタチで労働報酬を得られるようになっていた。」
- 解説
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平良が装着したコンタクトレンズ状のXRE(サール)レンズを通して、車いすに乗った白髪の男性の姿をとらえる。
- ナレーション(平良の声)
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「まずは生きるための『職(ジョブ)』。」
- 解説
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平良がオフィスサポーターロボット〈アンクル〉に自分のブランチ(支流意識)を載せ、ONと表示させる。
〈アンクル〉が車いすに乗った男性を窓口のカウンターにいる平良のところに案内する。
- 平良の声
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「ご担当させていただく、平良と申します。」
- 解説
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夜。渋谷の街。煌々と輝くイルミネーション。平良がファッショナブルなショーウィンドウの前を通り過ぎる。
- ナレーション(平良の声)
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「そしてもう1つは…人生のための『仕事(ワーク)』だ。」
- 解説
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道玄坂に建つ地上70階の複合ビルの自宅に帰ってくる。
自宅のリビングルームに入る平良。
- 平良の声
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「ただいま。」
- 解説
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パートナーのナツのブランチが現れる。体は透き通っている。
- ナツの声
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「おかえり。」
- 平良の声
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「明日の準備、どう?」
- ナツの声
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「現場に行くだけ。」
- 解説
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平良とナツがXREの複合現実を使って、仕事の打ち合わせを始める。
- ナレーション(平良の声)
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「そして私たちは『もう1人の自分』を使っても労働ができるようになっていた。」
「その事は人々のこれまでの『生活のカタチ』を、一変させることにもなる。」
- 解説
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平良がブランチを起動し、部屋に入ってくるブランチ。ブランチは平良と挨拶を交わす。
シャワールームでシャワーを浴びる平良。
- ナレーション(平良の声)
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「それは、僕とナツの関係も大きく変えるものになった。」
- 解説
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シャワーを浴び終え、リビングルームに戻る平良。誰もいないダイニングテーブルからナツの声がした。
- ナツの声
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「平良くん今から寝るところ?」
- 解説
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半透明のナツの姿が現れる。
- 平良の声
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「ナツ本人?」
- ナツの声
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「…本物のナツさんだよ。3週間ぶりだっけ?」
- 解説
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ナツに近づき、腰を抱いて瞳を覗き込む平良。
- クレジット
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“Jobbing & Working” written by Taiyo Fujii
Concept Planning: Sony PCL Inc.
Producer: Maki Udagawa (Sony PCL)
Production Manager: Doi Tsukasa (Sony PCL), Aya Kaijo (Sony PCL)
Creative Director: Kotaro Ueda (TYME)
Film Producer: Kyoichi Shibukawa (HOEDOWN)
Director / Animator: Kohei Kadowaki
Animation Assistant: Soshi Ono, Kaoru Kimura, Kenichiro Tachikawa
Voice Actor: Naoto Okusawa, Yurie Yamagami
Music: Yuma Koda
Music Producer: Kazuna Hirose (Aiin)
Sound Designer: Yuri Hasegawa (Sony PCL), Daisuke Abe (Sony PCL), Atsushi Kuwabara (Sony PCL)
Produced by Sony PCL Inc.
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