- タイトル
-
ONE DAY, 2050 / Sci-Fi Prototyping(サイファイ プロトタイピング)
Sony Design 60th
WELL-BEING, 2050 「レジリエンス」”Resilience”
- 解説
-
SF短編小説「レジリエンス」の概要を紹介するアニメーション映像。
丸い板状のエアボードに乗って宙を飛び回る主人公、サツキ。
- ナレーション(サツキの声)
-
「僕たちはエアボードを通じて知り合った。
僕はこれまで、仮想現実上での恋愛しか経験したことがなかった。」
- 解説
-
エアボードに乗ったサツキと全身白いウェアを着た女性が淡いブルーの空間を滑っていく。
- ナレーション(サツキの声)
-
「今までカウンセリングAIであるオフィーリアによって選出された最適なパートナーとの恋愛は、上手くいかなかった。」
- 解説
-
街角のガラス張りのカフェの前に人待ち顔のサツキ。グレーのロング丈のカットソーにブーツを履いている。
- ナレーション(サツキの声)
-
「だから逆に自分で選んで始めた恋愛なら上手くいくと思ってたんだ。」
- 解説
-
サツキ、アキラがやってきて照れ臭そうに挨拶をする。
- ナレーション(サツキの声)
-
「僕は、彼女が運命の相手だと一目でわかった。」
- 解説
-
カフェでサツキとアキラが楽しそうに話している。
サツキが呆然とする。カフェのガラス窓の前を行き交う人々。サツキの前には誰もいない。
- ナレーション(サツキの声)
-
「だが彼女は、突然、僕の前から去っていった。」
- 解説
-
サツキの部屋へ場面転換。窓辺に置かれた鉢植えの植物や花瓶の花が枯れている。ベッドで起き上がるサツキ。窓辺へ行く。枯れた花に触れる。
サツキの手首につけられたウェアラブルデバイスが反応し、コンタクトレンズを装着すると、女性の姿をしたAIカウンセラーのオフィーリアが現れる。
- オフィーリアの声
-
「暮島サツキさん。
あなたは厚生労働省のガイドラインに基づく『レジリエンス・プログラム』に参加していただきます。
こちらはロールプレイングセッションです。
過去の過ちを見直すきっかけを作ります。」
- 解説
-
サツキとアキラが会っていたカフェの場面が再現される。
サツキが振り返るとオフィーリアがそっとサツキの背中を押す。
- ナレーション(サツキの声)
-
「このプログラムの先に何が待っているのかは分からない。
けど、もう1度、アキラに会える。それだけで十分だ。」
- クレジット
-
“Resilience” written by Miyuki Ono
Concept Planning: Sony PCL Inc.
Producer: Maki Udagawa (Sony PCL)
Production Manager: Doi Tsukasa (Sony PCL), Aya Kaijo (Sony PCL)
Creative Director: Kotaro Ueda (TYME)
Film Producer: Kyoichi Shibukawa (HOEDOWN)
Director: Kurando Furuya (HOEDOWN)
Animator: Yoriko Mizushiri
Voice Actor: Takumi Makizaki, Nodoka Shiokawa
Music: Utena Kobayashi
Music Producer: Kazuna Hirose (Aiin)
Sound Designer: Yuri Hasegawa (Sony PCL), Daisuke Abe (Sony PCL), Atsushi Kuwabara (Sony PCL)
Produced by Sony PCL Inc.
Sony’s Motion Logo