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活動レポート “2025年の感動あふれる未来を創る” フューチャーセッションワークショップを開催 子ども編~

多様な価値観を尊重し、チャレンジし続けるスピリットは、ソニーのDNAであり、またイノベーションの源泉でもあります。

 ソニーが未来のお客さまに感動をお届けし続けるにはイノベーションが不可欠です。ソニーの新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)では、現業の枠を超えた新たな事業アイデアの創出を促すために、普段接することのない社内外の人材が交わって未来像を語りながら自由奔放にアイデアを発想したり、プロトタイプを一緒に作る仲間を見つける機会として 「フューチャーセッション(※) ワークショップ」を開催しています。

 本ワークショップでは “2025年の感動あふれる未来を創る”というグランドテーマを掲げ、お客さまを「子ども」「女性」などの多様な方々に設定し、ダイバーシティ&インクルージョンの視点を盛り込みながら、それぞれのニーズを考えて新しい事業アイデアを創り出すことにチャレンジしています。

  • フューチャーセッションとは、1つの企業に留まらず多種多様な立場から未来のステークホルダーを招き入れ、創造的な対話を通して、未来に向けての「新たな関係性」と「新たなアイデア」を生み出し、参加しているステークホルダー同士が「協力して行動できる」状況を生み出すための場のことです。なお、今回のワークショップは株式会社フューチャーセッションズからの協力を得ながら実施しております。

 2014年6月~8月の間で開催された第一期のワークショップのテーマは、 “2025年の感動あふれる子どもの未来 –子ども×Creativity(創造性)–”。「子どもの未来に感動を届けよう!」という想いを持つメンバーが2回のセッションを通じ、約200名集いました。ソニーグループの各社からはエンジニア、デザイナー、プランナーなど、ソニーグループ以外からは様々な企業(教育関係、メーカー、エンターテイメント関係など)の方々、NPOや社会起業家、自治体の方々、教育現場に携わる先生などが参加。多種多様なバックグラウンドを持つ約200名が子どもの未来の感動についての対話を繰り広げ、未来の生活の変化を想像し、その中で子どもの感動が生まれるシーンやシナリオ、個人のアクションについて考えました。それでは以下で、ワークショップの様子を写真も交えながら簡単にご紹介します。

6月24日 セッション1:子ども達の変化の兆しをとらえる

インスピレーショントーク:「未来の子ども達の感動」についての想いと各自が現在取り組んでいる活動を共有
兆しを書き出し、考えを深める:4人チームをつくり、政治/経済/社会/技術の観点から未来の子ども達の感動に影響を与えそうな兆しを書き出し、対話をしながら課題を抽出
「感動あふれる子どもの未来」を描いてみる:未来の子ども達が感動する姿やその世界観をチームでポスターに描いて発表

8月4日 セッション2:子ども達の未来の生活のストーリー創り

前回までに抽出された未来の世界観の共有と対話:セッション1でまとめた、起こるかも知れない未来の世界観について共有し語り合う
チームで未来へのアクションを考える:興味のある世界観ごとにチームを作り、これから未来に向けてできるアクションやプロジェクト案を出す
個人のアクションプランの発表:自分なりに考えるアクションプランを紙に書いてまとめ、発表

 なお、現在、第二期のテーマを“2025年の感動あふれる女性の未来 –はたらく女性×Immersive(夢中になる)–”と設定し、ひきつづきフューチャーセッションワークショップを実施しています。こちらに関しても後日レポートを掲載予定です。