SONY

ソニー、障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアティブ
「The Valuable 500」に加盟

ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社、以下ソニー)は、障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアティブ「The Valuable 500」に加盟しました。
「The Valuable 500」は、2019年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にて発足し、障がい者がビジネス、社会、経済にもたらす潜在的な価値を発揮できるような改革をビジネスリーダーが起こすことを目的としています。

「クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす。」というPurpose(存在意義)のもと、ソニーは、エレクトロニクス、エンタテインメント、金融を含む幅広いビジネスを展開しています。

ソニーが更なる飛躍を遂げるための鍵は人にあります。だれもが尊重される職場環境を実現し、社会の多様性を尊重する企業文化を推進することで、ソニーの成長を支える多様な人材を育成し、次なるイノベーションと社会への価値創造につなげていきます。
当社はダイバーシティ方針(ステートメント)に基づき、グループ全体で人種、国籍、宗教、信条、障がい、性別、年齢、出身地、性自認・性的指向および価値観、働き方など多様性尊重に積極的取り組んでいます。

アクセシビリティと使いやすさ

私たちソニーは、「使いやすさとアクセシビリティ」を品質の一要素としてとらえ、日々デザイン・開発に取り組んでいます。世界中の大人も子どもも、高齢者の方も、障がいのある方も、できるかぎり多くのお客様がご利用になれる製品やサービスの提供を目指しています。

  • お客様の本質的なニーズを満たす製品やサービスを開発するために、国内外でのインタビューや家庭訪問を通したユーザーリサーチを実施しています。
  • ソニーの製品やサービスの設計代表者が集まり、機器や画面上の言葉やアイコンの使い方、操作作法などユーザーインターフェース(UI)の設計基準を定めています。
  • 人間中心設計(HCD)、アクセシビリティへの社員の理解を深めるため、専門家による講演会や研修講座を適宜実施しています。

障がい者の雇用

「障がい者だからという特権なしの厳しさで、健丈者よりも優れたものを」との創業者の一人である井深大の理念を受け継ぎ、「障がいを感じない、感じさせない、働き甲斐のあるソニーらしい障がい者雇用」の実現に向け、様々な活動に取り組んでいます。

  • ソニーでは、障がいのある方の雇用や支援について、事業を展開する国や地域の法令や規範を遵守しています。
  • 障がいの有無に関わらずキャリア構築ができるインクルーシブな職場環境づくりを進めています。
  • 小中学生に科学の楽しさを直接体験するワークショップを、障がいの有無にかかわらず提供する機会として「インクルージョンワークショップ」を開催しています。
  • 日本では、障がいのある社員が活躍できる職場環境を整備し40年以上に亘りソニーの工場として稼働しているソニー・太陽株式会社と、知的障がい者や精神障がい者の社会参加を目的として設立したソニー希望・光株式会社があり、ここでの雇用ノウハウを日本のグループ各社、中国、タイ、マレーシアの工場に展開し、グローバルに障がい者雇用を促進しています。
大学での学生意識向上講義(日本)
障がいのある小中学生と障がい社員が講師のインクルージョンワークショップ(日本)
現場での環境づくり支援(タイ)
工場での情報交換(中国)

私たちはこれらの取り組みをグローバルに推進し続けます。