2021年8月20日に障がい者インクルージョン推進の取り組みの一環として「障害とビジネスフォーラム -ESG投資と障害者インクルーシブな企業の価値-」(主催:日本財団)が開催され、ソニーグループ株式会社 平井一夫シニアアドバイザーと、ソニーピープルソリューションズ株式会社 代表取締役 望月賢一が登壇しました。
本フォーラムは、2019年のダボス会議で発足した、障がい者のインクルージョンをテーマにした世界的規模のネットワーク組織「The Valuable 500(以下、V500)」との共催イベントでした。
V500はグローバル企業500社の署名を持って成立しました。グループでは、ソニーグループ株式会社、ソニー生命保険株式会社およびソニー・ミュージックエンタテインメント(UK)が署名しています。また、ソニーグループ株式会社は署名企業500社の中から、この取り組みの次のステップをリードする13社、Iconic Leadersに選ばれています。
ESG(環境、社会、企業統治)やSDGs(持続可能な開発目標)など企業の社会的責任が問われる中、人権の尊重やダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の促進は企業の持続的な成長に不可欠な要素となってきており、民間企業の経営層を主な対象に、障がい者雇用や障がいのある顧客に対する市場の拡大など、ビジネスに障がいの視点を取り込むことが企業価値の向上に繋がることについて考えるフォーラムでした。
平井シニアアドバイザーには、ソニーでの経験を踏まえたインクルージョンについて経営者の視点からの重要性を話し、望月からはソニー全体の障がい者雇用をソニー・太陽やソニー希望・光の事例を交えて、障がい者インクルージョンの考え方や取り組みを話しました。