2023年1月22日(日)オンラインで、「障がいのある方のためのソニーグループキャリアフォーラム」を開催しました。ソニーグループでは、障がいのある方々がソニーの多様な事業領域の中で、必要な配慮のもとに自分の持っているスキルを発揮し、自らが実現したい夢や目標に向かってチャレンジしてほしい、またそういう意欲のある方と一緒に働きたいという思いのもと、10年以上前から毎年、国内のグループ会社が合同で採用イベントを開催しています。一昨年からオンライン開催となった当イベントは、参加のしやすさもあり、リアル開催だった以前よりさらに多くの方々にご参加いただいています。参加したグループ各社が会社説明や個別面談を開催。各社の人事担当者から参加者に直接、会社概要・障がいへの配慮・業務内容等を丁寧に説明し、具体的な仕事のイメージや取り組みをご理解頂きました。複数の企業が集まる合同採用イベントと比べても、ほぼ同規模の求職者にご参加いただき、ソニーに興味を持つ新卒・経験者の方々が多数いることが分かりました。ブースでは、各自が興味関心のある内容に関して、活発な質疑応答が行われ、終始にぎわいました。
また今年は、各社ごとの会社説明や個別面談に加え、ソニーグループ各社で活躍する障がいのある先輩社員3名による、スペシャルトークセッションも行いました。
セッションは、「先輩社員のホンネをきいてみよう!今・これからの働き方クロストーク」と題し、グループ各社で働く障がいのある先輩社員たちが、どのような志を持ちソニーに入社したか、普段働く上で心がけていること、職場の上司や同僚とのコミュニケーションの様子などを、自身の経験やそこから得られた気づきなどを交えながら話しました。設計エンジニアリング、経営企画管理、ソリューションなど関わる業務の内容が多岐にわたる中、各先輩社員とも共通していたことは、「周りに自分の思いをしっかり伝える」ことの大切さと、それを通じて仕事の幅やキャリアが広がった経験でした。
社員がいきいきと自由に力を発揮し、風通しがよく異見を伝えやすい「ソニーらしさ」とそのカルチャーなども随所に垣間見える時間となりました。今回進行をお願いした、他社の取り組みもよくご存じの人材サービス会社の方からは、「伝える」ことは誰かに話せる土壌があって初めて行動に移しやすくなるもので、ソニーのダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン推進の考えが、職場にしっかりと根づいていることが先輩社員のみなさんのお話や思いから感じられ、「ソニーらしさ」が少し分かったと、最後にコメントをいただきました。
ソニーグループでは、グループ全体で一つのイベントを開催することで、求職者にとって幅広い事業フィールドを実感するとともに、選択肢を増やしていただきたいと考えています。障がいのある方の中には、情報の少なさやネットワークの小ささによって、自らが持つ可能性に気づかない方もいらっしゃいますが、障がいの有無に関わらず、誰もが自分のやりたい事や夢に向かって挑戦してほしい、と考えています。
◆参加者の声(アンケートより一部抜粋)
◇ソニーグループキャリアフォーラム参加会社(順不同)
ソニーグループ株式会社
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社
ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社
ソニー・太陽株式会社
ソニーピーシーエル株式会社
ソニー希望・光株式会社
ソニーミュージックグループ
ソニーペイメントサービス株式会社