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小型化と使いやすさを両立するパッケージデザイン(完全ワイヤレスヘッドホン『WF-1000XM4』)

『WF-1000XM4』では、前モデルの『WF-1000XM3』からパッケージデザインを大きく刷新。コンパクトでシンプルなデザインと、お客様の円滑なセットアップ体験を両立しています。

製品のパッケージは、製品本体を外部の衝撃から守るだけでなく、製品を迷わず使い始められるようお客様を導く役割も担っています。製品を取り出す過程において、お客様が自然な流れで必要な情報に気付き、専用アプリのインストールや製品本体の充電、Bluetooth®接続などの必要な操作を完了できること。前モデルの『WF-1000XM3』で実現したこの顧客体験が、パッケージの小型化によって損なわれることのないよう、ソニーでは人間中心設計(HCD)の専門家と企画担当者、設計担当者、デザイン担当者が連携して、操作ログ分析、プロトタイピング、ユーザビリティテストを行いました。限られた紙面に必要な情報を分かりやすく掲載するため、何パターンものパッケージを試作し検証することで、説明すべきポイントや見直すべきデザインを抽出しました。その結果をもとに、文言やイラスト、レイアウトの変更や、梱包方法の変更などの改善を重ねました。
このように検証と改善を繰り返すことで、大幅な小型化とともに自然な形でお客様を必要な操作へと導くパッケージデザインを実現しています。