SONY

社員の熱量とプライドを肌で感じた—音響設計を通じ見えてきた、ソニーのこだわりと魅力

Q:なぜソニーのインターンシップに参加しようと思ったのですか?

将来のキャリアを考えるにあたり、音に携わる仕事に就くというのが私の中での最優先事項でしたが、具体的なビジョンを当時はまだ持っていませんでした。そこで、スピーカーやヘッドホンをはじめとしたオーディオ機器を幅広く展開しているソニーで、オーディオに関する多角的な知見や経験を得たいと思い、参加しました。

Q:インターンシップの仕事はどんな内容でしたか?

スピーカーの音響設計を行いました。自分で設定したターゲットとなる音に向かって、スピーカーに様々な手法で改良を加え、音の特性にどのような影響を与えるかを測定、聴感評価をしました。また、そこから抽出した課題に対してさらに改良を施す設計サイクルの実践を通じ、音響設計という仕事の醍醐味を体感することが出来ました。

Q:インターンシップを通して見つけた仕事のやりがいはありますか?

スピーカーは、電気信号を音に変換する変換器とも言えますが、その変換効率は一般的に非常に低く、まだまだ発展の余地がある分野です。その一方で、音響学から材料工学、電磁気学など幅広い知識が要求される高度な分野であるがゆえに、理想の音を追求する難しさとやりがいを感じました。だからこそ自分の狙い通りの音になったときの感動は他の分野では得難いものだと思います。

Q:インターンシップへの参加で、自分が変わったことはなんですか?

音に携わる仕事に就くという決意を、よりはっきりと固めることができました。さらには実際に音響設計の仕事を体感したことで、自分の将来像やビジョン、やりたいことが鮮明になり、その後、複数の会社の音響関連のインターンシップに参加するなど、キャリアを選択する上でブレない軸を持つことが出来たと思います。

Q:インターンシップへの参加を考えている学生へのメッセージをお願いします。

同じ業界でも職場の雰囲気や仕事の進め方は多種多様です。例えば、私がソニーを選んだ決め手は、周りの先輩社員の一人ひとりが自分の作る音、作りたい音に対してプライドを持って臨み、妥協なくやりきる姿勢に共感したことです。このように説明会や面接だけでは分からないことも多いので、ぜひともインターンシップに参加し、ソニーならではのパッションを感じていただければと思います。

※掲載記事は取材当時の内容です。