国情報 | |
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首都 | キャンベラ |
人口 | 2,260万人 |
面積 | 7,692,024km2 |
公用語 | 英語 |
主要産業 | サービス業、製造業、建設業 |
5歳未満児死亡率 | 5/1,000人 |
改善された水資源を利用する人の比率 | 100% |
平均寿命 | 82歳 |
1人あたりのGNI(国民総所得) | 46,200米ドル |
1日1.25米ドルで暮らす人の比率 | 不明 |
識字率 | 不明 |
児童労働に携わる子どもの率 | 男性:8% 女性:5% |
出典:世界子供白書2013
オーストラリアのダーウィンで実施したEYE SEEワークショップは、自分たちのコミュニティーに変化を与えようとする子どもたちに、社会参加を促す機会を提供するために、2013年5月に開催され、アボリジニの子どもたち15名が参加しました。
ユニセフによると、先住民コミュニティの生活水準、住環境、衛生環境には平均的なオーストラリアのそれらとは隔たりがあるといいます。さらに、薬物依存やアルコール依存症、高い失業率といった課題の数々。こうした課題の背景には、先住民の社会的・文化的・経済的な孤立があると考えられ、何世代にもわたって蓄積されてきたそのトラウマが、いまだに先住民の社会参画を妨げています。
次世代を担う子どもたちには、自らが参加することで、社会を変えるためにできることがあると気づいてほしい、そうした願いからソニーはEYE SEEオーストラリアのワークショップをダーウィンで開催できるよう支援しました。
ダーウィンにある、バゴット、ナッキーラグーン、そしてグドゥーカの3つのアボリジニコミュニティから集まった子どもたちは、見慣れない顔ぶれに対してはじめは慎重な態度をみせていました。5日間のワークショップを共に過ごす中で、徐々にその類まれな感性を開花させていきます。抜群のリズム感やジャンプ力を披露してくれることもあれば、写真を撮影し始めると、大人をあっと言わせる構図力で、彼らの暮らすコミュニティの美しさ、そこに暮らす人々のあたたかさを静止画におさめていきます。最終日、子どもたちが撮影した写真にキャプションを付ける際には、彼らの遊び場である自然への敬意と、家族への愛情について、誇らしげに語るまでになりました。
(ワークショップ実施:2013年)
All images ©UNICEF/G.Pirozzi