SONY

PROGRAM
基本施策

創業以来の自由闊達な企業風土のもと、以前よりダイバーシティを推進しているソニー。ソニーグループ各社では、国や地域の特性を踏まえた、取り組みを行っています。

Diversity Week

ソニーは、Values(価値観)の一つに「多様性」を掲げています。ダイバーシティのさらなる推進を目的として、2015年から毎年Diversity Weekを開催し、国内外のソニーグループ各社でいろいろなイベントを実施しています。各イベントでは、これまでと異なるものの捉え方や積極的なコミュニケーションを促し、性別、人種、国籍、性的指向、性自認や障がいといったさまざまな多様性について深く考える機会を提供します。

9回目となった2023年度は、9月から11月にかけて、"Dimensions of Diversity: The Power of Belonging 〜みいだそう、自分のカタチ。ひろげよう、仲間のチカラ〜"をテーマに据え、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)に関するセミナーや講演などのイベントを行いました。

Diversity Weekは、ソニーが魅力的な職場であり続けるために、社員一人ひとりが新たな気づきを得る機会となっています。

For the NEXT GENERATION -次世代への取り組み-

「CurioStep with Sony(キュリオステップ)」は、ソニーの多様なテクノロジーとクリエイティビティを生かした学びの機会を提供し、次世代を担う子どもたちの未来への歩みをサポートしています。ダイバーシティに着目した、インクルージョンワークショップや女子学生を対象とする取り組みも実施しています。

各国と地域の活動

日本

ダイバーシティメッセージ(人権標語)表彰

日本では、ダイバーシティの一層の推進に向け、女性活躍(女性社員のキャリア意識の向上、マネジメント向けの施策、両立社員のキャリア形成施策)・障がい者雇用(合理的配慮、採用、特例子会社)・LGBTQ+関連施策(人事関連制度の適用、社内での理解促進)、多様な働き方の実践に向けた施策などを実行しています。

北米

サンディエゴのLGBTQ+パレードに参加するソニー社員チーム
元ソニー・エレクトロニクス プレジデント 兼 COOマイケル ファスーローとヒスパニック系の社員ネットワーク

ソニー・エレクトロニクス(以下SEL)は、ダイバーシティを経営に欠かせないものであると捉えています。SELには多様な人材が集い、社員一人ひとりの意見が尊重されるインクルーシブな企業風土が醸成されており、誇りを感じながら働ける職場環境があります。世界中の顧客が望む商品やサービスを自由に開発・創造する「場」がSELにはあります。そこでは、幅広いアイデアや意見が尊重され、新しいライフスタイルを提案する商品が生みだされています。

アジア、中東、およびアフリカ地域

インド拠点で働く女性に向けた活動「Town Hall for Women(女性のためタウンホールミーティング)」

急速に成長するアジア、中東、そしてアフリカ(AMEA)地域で数多くの事業を展開する中、多様かつ多才な人材が活躍できる職場にするため、ソニーは、AMEA地域において従業員エンゲージメントのさらなる拡大を促進し、社内のイノベーションと創造性を推進できるよう配慮しています。この地域でのダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンのプログラムは、様々なレベルの女性の障壁を取り除くことを通じて、各地域での男女平等を促進・改善することに重点をおいています。

中国

中国の北京オフィスでは、ワークライフバランスを推進する取り組みとして、家族の職場訪問を受け入れるイベント「ソニーファミリーデー」を開催しています。オフィス見学や職場の同僚社員との交流を通じて、社員家族にソニーのビジネス、社員の日々の業務に対する理解を深めてもらうとともに、北京オフィスで働く社員にワークライフバランスについて考えてもらう機会を設けています。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

活動に参加するソニー・ピクチャーズ エンタテインメント社員

世界中の何億人もの人々に向けた数多くのコンテンツを保有しているソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)にとって、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンはビジネス戦略の中核です。個々の才能を称え違いを認め合うこと、そしてそれが多様な社員による貢献につながることをめざして、社員に向けたさまざまなダイバーシティ&インクルージョンのプログラムを提供しています。SPE独自のプログラムの一つに、社員たちによって結成されたグループ「Employee Business Resource Group:EBRG」があります。EBRGは、人脈づくり(ネットワーキング)とさまざまな対外活動の機会を通じて、専門的能力の開発を支援することを目的としています。具体的には、講演会、キャリア開発セミナー、パネルディスカッション、ボランティア活動、社交/文化行事を主催しています。