【とある日の1on1 Vol.1】「ソニーのありのままの良さを伝えたい!」入社8カ月社員の挑戦 (採用部マネージャー×採用部新入社員)
2022年1月より連載をスタートします「とある日の1on1」では、ソニーで日常的に実施されている1on1ミーティングや社内での雑談の一部分を切り取り、読者の皆さんにソニーで働く人たちの姿をお伝えしたい!と思い企画しました。この連載の第一弾は、採用部 統括部長の田代さんと森下による「とある日の1on1」で、森下が入社半年を迎え、業務やキャリアについて相談したミーティングの様子をお送りします。
*取材・撮影は新型コロナウイルスの感染予防に配慮して実施し、撮影時のみマスクを取っています。
- 田代 嘉伸
- 森下 航
~休日は野球チームのサポート~
森下:今日はお忙しいところお時間頂きありがとうございます。
田代:いえいえ~、お疲れ様。対面久しぶりだね。
森下:そうですね!やっぱり田代さん日焼けされてますね!野球のコーチで日焼けしているのですか?
田代:そうだね。休日は中学生の息子の野球チームのサポートをしていて、それで日焼けしている感じだね。
森下:いい休日ですね。自分も野球をやっていたので羨ましいです。サポートされてるチームは部員の多い強豪チームなんですか?
田代:強豪というよりは、「野球の楽しさ」を追求しているチームで、自分はその部分に共感してサポートに加わったという感じかな。
森下:いいチームですね。久しぶりに野球したくなってきました。
(その後暫くスポーツの話に・・・)
~ソニーの新人育成って?~
田代:それで今日は業務の相談だっけ?
森下:そうですね。業務の相談と、入社して半年経ってソニーでのキャリアなどについても色々お話を聞いてみたくて。
田代:オッケーです。でも森下さんも入社して半年が経過したんだね。半年経ってどんな感じよ?
森下:振り返ってみると一瞬で半年が経過したなって感じがしますね。ソニーはOJTを重視しているので、入社してすぐに職場に配属じゃないですか?なのでチューターさんに現場で色々教えてもらいながら、もがいていたら半年経過していました。
田代:そうね。OJT重視はソニーの風土としてあるよね。
森下:ありますね~。そういえば何故ソニーは新人育成に OJTを重視しているのでしょうか??
田代:OJT重視の理由ね。もちろん座学やOff-JT式の研修も大切だし、ソニーが疎かにしているわけではないよ。でもやっぱり現場で仕事を学ぶのが一番吸収が早いというのが理由かな。「7:2:1」*の法則というのがあって(これはソニーが言い出したものではないけど)、自分がヨーロッパにいた時はこの法則を意識して、研修や育成プログラムが組まれていたと思う。結局、職場で試行錯誤して学ぶやり方の方が、自分事として取り組めて成長が圧倒的に早いよね。
※人が成長するために「何からどのくらいの割合で学びを得るか」を示した法則。人は7割が仕事上の経験、2割が上司や先輩からのコーチング、残りの1割が研修などのトレーニングからビジネスを学ぶと言われている。
森下:実際そういった育成プログラムを経験されて、業務からの学びは大きかったのですね。
田代:業務そのものの学びもそうだし、業務からの学びという面に関してもそうだと思うよ。
森下:そうなんですね。
田代:あとは現場で人間関係を作っていくっていうのも大切な事だね。
森下:納得です。先輩や同僚との会話からの学びは大きいですし、ビジネスのしやすさにも繋がりますよね。
(ソニーの研修制度についてはこちらを参考)
~人との繋がりによってキャリアを作ってきた~
田代:今、森下さんは業務としてはこのDiscover Sonyの運営がメイン業務だよね?
森下:そうですね。プロモーション系の業務もありますが、メインはこのメディアの運営ですね。メディア自体は昨年6月末にローンチしましたが、この1月のメディアの刷新に向けて、さらに記事制作に力を入れてるところです!
田代:森下さんは入社する前からこういうメディアの運営とかを希望してたの?
森下:実はそうではないです。正直なところ、人事として入社してこんなに記事制作に奮闘するとは思っていなかったです。でもこういうお仕事をやらせて頂けるのは貴重な機会ですし、一生懸命やろうと思っています。入社した時に上長とチューターに「計画的偶発性理論」のお話をして頂いて、すごく心に残っています。目の前の仕事を一生懸命やっていけばおのずとキャリアも切り開けていくと。
田代:計画的偶発性理論ね。二人ともいい事いうね。
森下:田代さんは人事として入社されて、マーケティング担当として、インドに赴任して今は採用チームのマネジメントと色々な業務・職種を経験されてるように思います。入社した時からこういうキャリア描こうと決められていたのですか?
田代:そうね。今は「コース別採用」を行っているから自分のやりたい職種の選考を受けて入社できるけれど、自分が新卒の時はまだ「コース別採用」をやっていなかったんですよね。だから入社した時はこういうキャリアを歩むとは全く想像していなかったな。
業務を進めていくうえで自分の興味関心のある分野が出てきてマーケティング担当としてインドに赴任希望をだしたり、インドでの実績を評価されてヨーロッパに人事として赴任したりしてきたんだよね。本当に人との縁でこういうキャリアを描くことになったと思うよ。さっきの人間関係を築くというところに繋がるね。
森下:面白いキャリアですね。希望すれば海外赴任のチャンスが沢山あるソニーとはいえ8年間も海外で活躍されていたとは羨ましいです!まさにソニーが大切にしている「自分のキャリアは自分で築く」を体現している気がしました。
※ソニーの仲間になる人には、どこの会社に入るかではなく、何をやりたいか、何を成し遂げたいかで、進む道を選んでほしいと考えております。主体的にキャリアを選びとることで、「仕事に対する期待と覚悟を持ってほしい」そういった想いから、ソニーはコース別採用を実施しています。
~終わりに~
森下:本日は貴重なお時間を頂き、お話しさせていただきありがとうございました!ソニーの新人育成からキャリアのお話などとても勉強になりました。
田代:参考になったらよかったよ。でもやっぱり対面で話すのもたまには必要だね。
森下:本当にそうですね。テレワークもよい面はありますが、こういう機会も大切ですよね。
田代:そうね。自分は何事もオフラインが好き派だしね。
森下:そのイメージあります(笑)是非新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたら、飲みに行きたいです!
田代:そうね。その機会に色々話そう!
森下:そうですね。今後ともよろしくお願いします!
本記事はDiscover Sony初の連載記事 第一弾という事で、どうすれば読者の皆さんにソニーの社風を感じて頂けるか試行錯誤しながら企画し、制作しました。今回は、自らの上長である田代さんと1on1を設定させていただきましたが、多くの時間を割いてソニーや仕事の色々な事を教えてくださって、とても勉強になりました!田代さんありがとうございました!!今後も色々な切り口の記事を定期的に公開していくので、お楽しみに!