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【ソニーのヒトってどんな人? Vol.1】新しい挑戦を応援してくれる会社で、自分の信念を貫く。

Culture

ソニーのヒトってどんな人?
ソニー社員の「その人らしさ」に迫る連載企画。それぞれの個性をMy Work(仕事内容)、My Passion(仕事への想い)、My Sony(自分にとってのソニー)、My Future(将来の展望)の4側面からクローズアップしていきます。 今回は連載企画第1弾として、入社当初からイメージセンサーに携わる由良さんにお話を伺いました。

由良 俊哉(ユラトシヤ)
鷲尾 美波

My Work <より高度なイメージセンサーの開発まで>

セキュリティカメラ用イメージセンサーの開発に携わっています。イメージセンサーとは、スマートフォンやミラーレス一眼などのカメラに搭載される半導体で、レンズを通して入ってきた光をデジタル信号に変えるものです。私の事業部はイメージセンサーにAIで処理できる機能を載せた新たなセンサーの開発をしており、私自身はそのAI開発を担当しています。

—そのお仕事は、学生時代にやりたかったことと繋がっているのですか?

そうですね。学生時代に世の中でAIがブームになり、当時自分のイメージするAIが画像認識でした。画像を作り出すイメージセンサーはますます伸びていくだろうと考え、AIにとってきれいな画を作るイメージセンサーの開発に取り組みたいと思い入社しました。

My Passion <パイオニアがいない仕事で支えになるのはチーム力>

—どのような瞬間に仕事が楽しいと感じますか?

苦労を乗り越えて、満足いくものが出来上がったときの達成感は非常に大きいですね。私の部署は先ほど述べたようにAI処理機能を載せた新しいイメージセンサーを作る部署なので、部内にあまり先駆者がいません。イメージセンサー作りにおいてはプロフェッショナルが周りにたくさんいますが、新領域については世の中の技術を論文ベースで調べたり、人づてに情報を収集しに行ったりして、自分で引っ張ってきた知識を工夫して実装していかないといけない。そこは苦労するポイントです。

—そうした自分の“仕事用のマニュアル”がそばにない状況で悩んだ時はどうするのですか。

自分のチームのメンバーにまずは相談しますね。自分の考えを持って、いろいろな人に聞きながら方向性を見出していきます。大学の研究室のように数名のチームで、課題を共有してフィードバックをもらったり、あるいは有識者に繋いでもらって議論したりすることで、解決しています。

My Sony <夢を支えるのは背中を押してくれる存在>

—ズバリ、ソニーの好きなところは何でしょうか。

ソニーには出る杭を打つ文化が全くなくて、そこが好きですね。例えば、私は来年公募留学制度を利用して研究留学にいきます。通常、自分が留学に行きたいとなったら上司に承認をもらうフローがありますが、私の場合は部長からむしろ推薦してくれました。新しい挑戦を応援するカルチャーが働く一人ひとりにも浸透している。あくまで自分の予想ですが、きっとマネジメントの方々は過去に同じように新しいことをたくさんしてきた人たちなのだろうと思います。だから、自然と部下のチャレンジも応援しようとなるのではないかなと。

—研究留学に行く経緯も伺いたいです。

理由は二つあります。一つは、スマートフォンやセキュリティカメラに搭載するエッジデバイスで、今より高度なことを実現させたいという想いがあったこと。現代のAIは世の中の物を「認識」するのが主流ですが、将来的には次に何をするのか「予測」するより高度なエッジデバイスを作りたいと思っています。そのために世界トップクラスの技術を習得し、イメージセンサーに応用したいと考えています。

二つ目は、私は昔から海外が好きで、グローバルに活躍したいと思っていたことですね。日本という市場に限らず世界で活躍できるエンジニアになりたい、という想いが自分の中にあり、最先端の研究室で活躍する人たちと切磋琢磨できる環境に自分を置いて、レベルアップして帰ってきたいです。

My Future <技術力で勝負できるエンジニアになりたい>

—留学後の理想の自分像はありますか。

まずは自分が今担当しているイメージセンサーに載せるAIの進化に貢献していきたいです。さらに長く将来を考えれば、世界に技術で戦えるエンジニアとして、事業を引っ張っていけるような人材になりたいですね。

—最後に、学生の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

イベントに登壇するときにも言っていますが、他の人がやらないようなことに挑戦した方が良いと思っています。周りから一歩浮くこともあるかもしれないですが、何か違うことをやるとそれはその人の個性や特徴になります。私の趣味の例を挙げると、欧州をバックパックで旅したり、バイク一つで東京から宮崎まで行ったり。きっと既にやっている人もいるし、もっとすごい人もいて、それはそれでいいのです。少数派なことにたくさん挑戦してみたら、面白い人間になれるかなと思います。

<編集部のDiscover>
今までもこれからも、他の人があまり試してこなかった新しい挑戦をしたいという信念を持って働く由良さん。その背景には、挑戦を応援するソニーという環境とサポートしてくれる周囲の存在があることを感じました。 今後も次々とソニーの「人」に迫ってまいりますので、お楽しみに!


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